【卓球】シェークバック表ソフトの弱点とは【表ソフト対策】

卓球

シェークバック表の選手と大会で対戦したことはありますか?

福原愛選手や伊藤美誠選手など、バックに表ソフトを使用して活躍している日本選手は多いです。

大会でもバック表の選手と対戦したことのある方も多いと思います。

この記事ではシェークバック表ソフトの特徴と対策についてまとめました。

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シェークバック表ってどんな戦術?

シェークハンドラケットを用いて、フォア側に裏ソフトラバー、バック側に表ソフトラバーを張ってプレーをする攻撃型の戦術です。

フォア側では裏ソフトでのドライブ攻撃を基本とし、バック側では変化のある表ソフトを使用して、ナックルボールによってチャンスメイクをしていきます。

バック側の表ソフトの種類によって、プレーする戦術に幅があり、回転系の表ソフトを使用しているとバック側でドライブを打つことも多くなります。

変化系表ソフトを使用している選手では、バック側ではブロックとナックルプッシュでのチャンスメイクが基本となります。

日本人の女子選手に多い戦術で、福原愛選手、伊藤美誠選手、木原美悠選手などが有名です。

シェークバック表型の得意戦術

基本的にはシェークの裏裏の選手と同じですが、前陣でのプレーを得意とする選手が多いです。

バック側の表ソフトラバーは相手の回転の影響を受けにくく、前陣でのプレーが得意なため、同じテンポでバック側にボールを集められると、ハーフボレーでの連打攻撃をすることができます。

このバック側での連続攻撃がシェークバック表の選手の強みになります。

シェークバック表の対策

①最も苦手なのはバック側に深く下回転


表ソフトラバーは、自分からボールに強く回転を掛けることが苦手です。

そのため、特にバック側に強く回転の掛かっている長い下回転系のボールに対して、取れる打法の選択肢が少なくなりがちです

具体的には、ツッツキ、バックドライブなどの選択肢が中心になります。

そのため、相手のシェークバック表にバックドライブをさせて、そのボールをカウンターで狙い打つという戦術が有効です。

具体的には、バック側に下回転系のロングサーブを出し、そのボールをバックドライブさせて、両ハンドで3球目攻撃を狙うという戦術になります。

②相手を下げさせる
シェークバック表ソフトの選手は、前陣でのラリー戦や台上の技術が強みです。


しかし、表ソフトは台から下げられると質の高いボールを打つことが出来なくなります

そのため、シェークバック表の選手に対して、まずフォアを攻撃して、大きなラリーに持ち込んだ後に相手選手のバック側を狙うという戦術が有効になります。

台から下げられるような大きいラリー中に表ソフトでのバック側ではできる技術が限られるため、質の高いボールが返球されにくくなります。


まずは、相手選手を台から下げさせるように戦術を組み立てましょう。

相手選手のラバーをキチンと確認しよう

シェークバック表の選手は、ラバーの種類によって得意なプレーが変わってきます。

例えば、福原愛選手のように変化系表ソフトの「アタック8」を使用してナックルボールを重視するタイプ

他にも、伊藤美誠選手のようにスピード系表ソフトを使用して前陣でのピッチでガンガン攻めるタイプ

このように表ソフトラバーは、ひとくくりにすることができません

表ソフトラバーの中でも変化の出やすいラバー、回転の掛かりやすいラバー、スピードの出やすいラバーがあります。

回転系の表ソフトならば、裏ソフトと同じくらい回転が掛かかります。

変化系表ソフトでは、粒高ラバーと同じくらいナックルの変化を出すことができます。

回転系表ソフトを使用している選手ならば、シェークの裏裏の選手とほぼ同じように対策をすることも大切です。
具体的にはフォア前にサーブ出し、ミドルに攻撃をしていくなどです。

変化系表ソフトを使用している選手に対しては、粒高ラバー対策と同様に、バック側にロングサーブを出して大きなラリーにすることも有効な戦術になります。

このように相手選手の使用しているラバーや打法によって、どのように攻めるのが効果的なのかが変わってきます。

相手選手がどのような表ソフトラバーを使用しているのかしっかりと確認することで、どのようなボールが返球されるのかを予測することができます。

事前のラケット交換の際には、相手選手のラバーをよく確認するようにしましょう。

まとめ

この記事では、シェークバック表の選手の特徴と対策についてまとめました。

この記事が参考になれば幸いです。

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