【卓球】ペン表のラケットの選び方【前陣速攻】

卓球

ペン表前陣速攻型は、昔から長らく愛されている卓球のプレースタイルです。

近年はシェークハンドドライブ型が卓球のメインのプレースタイルになり人口が減ってしまいましたが、ペン表前陣速攻型はマスターズを中心として活躍されている選手も多いです。

しかし、ペン表速攻型向けのラバーやラケットについて学ぶ機会は少なく、独学で研究してラバーとラケットを選んでいる方も多いと思います。

私も、独学でラケットとラバーについて調べていました。

しかし、独学で学ぶよりも卓球専門店に話を聞きに行き、ラケットやラバーの種類について情報を仕入れることで卓球自体が上手くなりました。

表ソフトラバーは様々な選手が試行錯誤しているため、チームメイトやコーチから情報を仕入れることが多いと思いますが、
ペン表前陣速攻型に向いているラケットについて情報を知る機会は少ないと思います。

この記事では、ペン表前陣速攻型の選手でラケットを新しく購入する方のために、ペン表前陣速攻型に向いているラケットに種類についてまとめました。

ペン表ソフト前陣速攻型に向いているラケットとは?

ペン表向けの有名なラケットとしてダーカーのアクアブレードシリーズがあります。

ダーカーの考える表ソフトを生かすラケットとは、「飛びが良すぎない」「ラケットがしならない」「弾きがよい」の3要素になると言われています。

今、卓球界で流行りの高性能ラケットは裏ソフトラバーを生かすためのラバーで、「よく飛び」「よくしなり」「球持ちがよい」という点です。

これは球持ちが良いことでラバーとボールの接触時間を長くして、回転を掛けやすくするためです。

表ソフト専用に向いているラケットは、今流行りのラケットと違う性能を求められているということになります。


表ソフト用のラケットは飛びが良すぎると、ミート打ちのコントロールが非常に難しくなります。

私も昔は知識が浅く、特殊素材(カーボン)の入っている良く飛ぶラケットを使用していました。

特殊素材の入っているラケットは確かに良く飛ぶため、強打の時の威力は出るのですが、コントロールが難しいです。

ただでさえ扱いの難しいスピード系表ソフトラバーに、特殊素材の入れたラケットを使用していたら、コントロールが難しいのは当たり前で、練習では良い球が打てるのですが試合では勝てませんでした。

ペン表の選手はラケット選びは非常に大切です。

全てのボールを打ち切って勝つことは難しいです。

自分のやりたいプレーとラケット、ラバーを一致させなくては、ペン表速攻型選手として強くなるのは難しいです。

シェークのドライブ型選手とは違った考えで、ラケット、ラバー選びが必要かと思います。

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ラケットの重量と密度

ペン表速攻型の選手はラケットの板厚と重量を意識すると良いと思います。

ラケットの板厚が薄くて重量が重ければ、ラケットに使われている木の密度が高いという事になります。

ラケットの密度が高ければ高いほどボールとラケットが当たった時に、ラケット自体がしならないため、ラケットの球離れが早くなります。
(つまり球持ちが悪くなります。)

球離れが早いという事は、短い時間しかボールとラケットが接触しないため、ボールに掛かっている回転の影響を受けにくいことを意味しています。

流行しているシェークハンドのラケットは、板厚を薄くして、ラケットを軽くして、ボールとラケットが当たった時に球持ちが良くするように設計されています。

球持ちが良くすることによって長時間ラケットとボールが接触するため、ボールに回転を掛けやすくなります。

つまり、裏ソフトラバーと表ソフトラバーではラケットの選ぶ種類が異なります。

5枚合板のラケットと7枚合板のラケット

具体的にラケットのブレード部分の木の密度については、好みが出ます。
大きく異なるのは、使用するラケットが5枚合板なのか、7枚合板なのかという点です。

ペン表速攻型の選手の中で、サーブの3球目攻撃やフットワークを活かしたフォアハンドで攻めていきたい、威力重視の選手は7枚合板を使用すると良いと思います。

7枚合板のラケットはダーカーのアクアブレードなどがあります。一般的には7枚合板のラケットを使用しているペン表速攻型の選手が多いと思います。

ペン表速攻型の選手でも安定したドライブを多用したいと思っている選手、弾みを抑えてショートを多用して振り回したいと思っている選手は5枚合板のラケットを選ぶと良いでしょう。

5枚合板のラケットではVICTASのWFSミッド、バーミンガムなどのラケットがあります。

今現在使っているラケットが5枚合板のラケットなのか、7枚合板のラケットなのかを基準として次に使うラケットを選ぶと良いと思います。

私が5枚合板と7枚合板のラケットを使用した感想

私は5枚合板のラケットと7枚合板のラケットを両方試してみて、5枚合板のWFSミッドを選んでいました。

理由としては、ショートで振り回すような卓球だったため、弾み過ぎるラケットを上手く使いこなせなかったためです。

5枚合板の飛ばないラケットの方が、ショートで相手のドライブをブロックした際に、イボ高のようないやらしいナックルブロックがしやすいため、5枚合板のラケットを好んで使用しています。

また、攻撃方法がミート打ちなのでラケットが弾み過ぎると入らないため、戦術が立てにくいため弾みをやや抑えた攻撃系のラケットを使用しています。

ペン表速攻型の選手は、流行っているから、モリストSPを張ってみるとか、VO>102を張ってみるという感じではなく、自分で色々なラバーやラケットを買たり、友人に借りて打たせてもらって、自分で試し打ちみることが強くなるためには必要だと思います。

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