【ポケモンGO】ハイパーリーグでのフリーザーの使い方と対策【こごえるかぜ】

ポケモンGO

ポケモンGOのハイパーリーグにおけるフリーザー

2020/6/2現在、ポケモンGOのGOバトルリーグにてシーズン2のハイパーリーグが開催されています。本記事では最新のポケモンGOバトルリーグ内でのフリーザーの使用方法について解説をしていきます。

フリーザーとはどんなポケモン?

ポケモンGOにおいてフリーザーは伝説のポケモンになります。

レイドバトルや大発見にてフリーザーと遭遇することで、フリーザーを入手することができます。2020/6/2現在はフリーザーを習得するためのレイドバトルが行われていないため、入手することはできません。他のプレイヤーから交換により入手するか、再びレイドバトルや大発見にてフリーザーの取得のチャンスが来るまで待ちましょう。

(ポケモンGOでは、再び同じ伝説のポケモンがレイドバトルで入手できるチャンスが数多く存在します。焦らずに待っていればいずれ取得するチャンスが巡ってきます。)

ハイパーリーグいおけるフリーザーの立ち位置

次にGOバトルリーグ内のハイパーリーグにおけるフリーザーの良い点と悪い点について上げていきます。

〇フリーザーの良いところ

①スペシャルアタックのこごえるかぜが非常に強力

ハイパーリーグにおいてフリーザーの最大の長所は「こごえるかぜ」というスペシャルアタックを使用できることにあります。

こごえるかぜは通常のスペシャルアタックと異なり、100%の確率で相手の攻撃力を1段階下げる特殊効果がついており、非常に強力な技となります。

こごえるかぜの強さを説明するために、下記の表にに相手や自分の能力を増減させる技の一覧を表示します。

〇 自分の攻撃と防御を10%の確率で2段階アップ

消費 ダメージ

効率

あやしいかぜ 45 1.00
ぎんいろのかぜ 45 1.00
げんしのちから 45 1.00

〇自分の攻撃を100%の確率で1段階アップ

消費 ダメージ

効率

グロウパンチ 35 0.57
とどめばり 35 0.57

〇 自分の攻撃を100%の確率で1段階ダウン

消費 ダメージ

効率

こごえるかぜ 45 1.33
すなじごく 40 0.63
バブルこうせん 40 0.63

上の表からも分かる通り、こごえるかぜは相手の能力を下げる効果を持つにも関わらず高い威力があります。この威力については他のスペシャルアタックと変わらない程度の威力です。これがこごえるかぜの強い理由です。

(正直、こごえるかぜの性能に関しては運営の設定ミスの可能性があります。そのため技の威力に修正が入り、弱体化する可能性もあります。)

また、能力の増減については下記の通りで4回まで重ね掛けを行うことができます。ただし、能力の増減後にポケモンを交換するとリセットされてしまいます。

下の表に攻撃力のダウンの割合について書いておきます。

重ね掛け ダウン
1回 0.8倍
2回 0.66倍
3回 0.57倍
4回 0.50倍
②ハイパーリーグで使用するポケモンの中でもステータスは高い部類である
フリーザーがハイパーリーグで強い理由の二つ目としてステータスが高い点が上げられます。

ポケモンGOのハイパーリーグにおいては、全てのポケモンがCP2500以下での対戦となりますが、同じCPであっても強さが同じわけではありません。

ポケモンが覚えている技を除いたハイパーリーグでのポケモンのステータスを表す値としてSCPと呼ばれる値があります。この値が高いほどステータスに優れていることになります。下記にハイパーリーグにおける主要ポケモンのSCPの値を示します。

今回調査を行ったハイパーリーグの主要ポケモン17匹中6位の性能を持っています。また全体のポケモン順位では16位であり、ステータス自体は高いといえるでしょう。

No ポケモン SCP
1 クレセリア 3028
2 レジスチル 2844
3 ギラティナ 2808
4 カビゴン 2738
5 アーマード

ミュウツー

2749
6 フリーザー 2673
7 アローラ

ベトベトン

2597
8 ニョロボン 2579
9 メガニウム 2527
10 フシギバナ 2521
11 ラグラージ 2518
12 メルメタル 2495
13 トゲキッス 2489
14 ピクシー 2475
15 ギャラドス 2420
16 バクフーン 2384
17 ダーテング 2173
③ドラゴン、くさ、ひこう、むしタイプに強い

フリーザーはこおりタイプとひこうタイプをもつポケモンです。その中でも特にこおりタイプのこおりのつぶてこごえるかぜを中心に戦うポケモンになります。フリーザー自身がこおりタイプであるため、こおりのつぶてとこごえるかぜは威力が1.2倍になります。

そのため、相手ポケモンがドラゴンタイプ、くさタイプ、ひこうタイプであった場合はこうかばつぐんを取りながら有利に戦うことが出来ます

ハイパーリーグにおいて、ドラゴンタイプといえばギラティナアナザーフォルムです。ギラティナアナザーフォルムに対しては、通常攻撃のみで有利に戦うことが出来るのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。ただしギラティナアナザーフォルムのげんしのちからには注意しましょう。

ハイパーリーグのくさタイプは、フシギバナ、メガニウムなどのポケモンになります。

くさタイプのポケモンに対しては、フリーザーの攻撃がこうかがばつぐんになるだけでなく、くさタイプの攻撃をこうかがいまひとつで受けることができ、非常に有利に局面を進めることが出来ます。

相手にくさタイプのポケモンがいれば積極的にフリーザーと戦わせると有利に運ぶことができます。

ハイパーリーグのひこうタイプの代表的なポケモンはトゲキッスになります。

トゲキッスに対してはフリーザーのこおりタイプの攻撃がこうかばつぐんになり、有利に対戦を進めることができます。

ひこうタイプを持っているフリーザーはじめんタイプの攻撃を二重耐性のいまひとつで受けることが出来ます。

ハイパーリーグでのじめんタイプの攻撃といえば、ラグラージのじしん、カビゴンのじしん、アーマードミューツーのじしんの攻撃があります。これらのスペシャルアタックを交代受けにてフリーザーが受けることによって、ダメージを大きく軽減させ有利に対戦を進めることができます。

フリーザーはむしタイプの攻撃にも耐性がありますが、現環境のハイパーリーグにおいてむしタイプの強いポケモンはあまりいません。(ハッサムがむしタイプですが、ハッサムはむしタイプの攻撃はあまりありません。)

〇フリーザーの悪いところ

①交換されると「こごえるかぜ」で下げた能力が無効になる

こごえるかぜの相手の攻撃力を下げる効果は、相手がポケモンの交換を行うとキャンセルされてしまいます。

せっかくなんどもこごえるかぜで攻撃して、相手の攻撃力を下げたのに交換して無効化されると優位性を保てません。

対策としては相手が交換をしてきたタイミングで、こちらも交換でフリーザーを出し、こごえるかぜで戦うといった戦略があります。GOバトルリーグは一度ポケモンの交換を行った後は、一定時間相手はポケモンを交換できないため、その間ならばこごえるかぜでの弱体化の恩恵を大きく受けることができます。

②はがねタイプがとても苦手

フリーザーの弱点はいわタイプ、はがねタイプ、でんきタイプ、ほのおタイプが弱点になります。

その中でも、ハイパーリーグではフリーザーの弱点をつけるポケモンが多く存在し、特に苦手なポケモンはレジスチルとメルメタルです。

最も警戒するのは鋼タイプです。

はがねタイプであるレジスチルとメルメタルにはフリーザーのこおりタイプの攻撃がいまひとつになるだけでなく、相手からはフリーザーの弱点となる攻撃を多く行ってきます。例えば、レジスチルのラスターカノン、メルメタルのいわなだれなどです。

レジスチルとメルメタルは現環境に多く存在しているため、はがねタイプ対策がフリーザーの活躍のカギを握っていると考えてください。

次に警戒するべきはほのおタイプで、バクフーンやリザードンといった攻撃力の高いポケモンになります。ほのおタイプのバクフーンにはこおりタイプであるフリーザーの攻撃はいまひとつで受けられてしまうため苦戦を強いられるでしょう。

③解放に必要なコストが高い

フリーザーは伝説のポケモンであるため、スペシャルアタックの解放に必要なコストが高く、フリーザーのアメ100個とほしのすな100,000が必要になります。

フリーザーのアメを集める現実的な方法はふしぎなアメを使用することとなるため、大量のふしぎのアメを用意する必要があります。

 フリーザーの主要技についての説明

①通常技について

通常技はこおりのつぶてがオススメです。

フリーザーは「こおりのいぶき」と「こおりのつぶて」の二種類の技を覚えるポケモンです。どちらもこおりタイプの技になります。タイプ一致によりダメージは1.2倍になります。

フリーザーの覚える通常技について下に記載します。

チャージ

効率

ダメージ

効率

こおりのいぶき 2.5 4.2
こおりのつぶて 3.34 3.6

威力はこおりのいぶきの方が高いのですが、こおりのつぶての方がスペシャルアタックをチャージする効率が高いです。

どちらの技も一長一短があるのですが、フリーザーの魅力はなんといってもこごえるかぜを使用できることであるため、チャージ効率が少しでも高いこおりのつぶての採用をオススメします。

②スペシャル技

スペシャル技はこごえるかぜがオススメです。もうひとつのスペシャルアタックは好みで使い分けましょう。

フリーザーの覚えるスペシャル技は全部で7種類ですが、実用的な技はこごえるかぜ、げんしのちから、れいとうビーム、ぼうふうの4種類になります。

消費 ダメージ

効率

やつあたり 70 0.15
おんがえし 70 1.86
こごえるかぜ 45 1.60
げんしのちから 45 1.00
れいとうビーム 45 1.97
ふぶき 75 2.08
ぼうふう 65 2.04

その中でメインの技はもちろんこごえるかぜになります。フリーザーを使用して戦う場合はほぼ「こごえるかぜ」のみで戦うことになります。

それ以外のもう一つのスペシャルアタックは好みで選んで問題ないでしょう。

げんしのちからは、対リザードンなどのほのおタイプのポケモンにこうかばつぐんのダメージを与えることができます。

れいとうビームは、こごえるかぜと消費は同じですが、威力の高い技であるため、あと少しで倒せる場面にこごえるかぜの代わりに使用することができます。

ぼうふうは、ひこうタイプの技であり、威力が高いため、対ニョロボンなどのかくとうポケモンに対する奇襲として大ダメージを与えることができる技です。ただし、ぼうふうはレガシー技となっているため覚えさせるにはすごい技マシンスペシャルを使う必要があり、もったいないかなとも思います。

いずれにせよこごえるかぜ以外のスペシャルアタックは好みで選んで頂いて問題ありません。

フリーザーと主要ポケモンの勝率

PVPシュミレーターを用いてフリーザーと主要ポケモンの勝率を計算しました。

シールド回数はお互いにシールドなし、お互いにシールド1回、お互いにシールド2回でのシミュレーションを行っています。

結論としては、フリーザーは主要ポケモン11匹に対し、お互いにシールドがなかった場合の勝率は6勝5敗で勝ち越し、お互いにシールドを2回使った場合の勝率は8勝3敗なり大きく勝ち越すことが確認できています。

赤字が勝利であり、青字が敗北になります。赤字で書いてある数値はフリーザーの残りHPのパーセント青字で書いてある数字は相手ポケモンの残りHPのパーセントになります。

なし 1回 2回
ギラティナ 16% 12% 35%
ラグラージ 11% 18% 23%
レジスチル -61% -62% -43%
ミュウツー 9% 5% 3%
クレセリア 10% 5% 23%
トゲキッス 13% 45% 15%
メガニウム 43% 64% 59%
アローラ

ベトベトン

-9% 26% 30%
ニョロボン -19% -12% -15%
ピクシー -8% 19% 7%
メルメタル -65% -54% -46%

シミュレーションの結果フリーザーが主要ポケモンに対して大きく勝ち越すことができたことから、潜在能力が高いと考えられます。

また、シールドを多く使う程、勝率が上がることがから、長期戦になるほど「こごえるかぜ」の能力ダウン効果が大きく発揮され、有利に対戦を進めることができることが分かります。

(ただ実践では、シミュレーション通りに進むわけがなく、相手にはポケモンを交換をされる可能性が高いです。)

シュミレーションでは、レジスチルやメルメタル相手では相手に50%近く体力を残された状態で負けてしまいます。これはかなり不利です。

ニョロボンに対してもあまり得意でないことがわかります。これはニョロボンが水タイプであり、こおりタイプのフリーザーの攻撃がいまひとつなことが原因です。

※今回のシミュレーションは、ギラティナアナザーはげんしのちから、ミューツーはサイコブレイク、クレセリアはムーンフォース、アローラベトベトンはあくのはどう、ニョロボンは爆裂パンチにて計算をしています。

実際のフリーザーの使用例

先発フリーザー、ラグラージ、レジスチルで運用がオススメ

先発フリーザーで試していましたが、やはりレジスチルやメルメタルが相手の先発で出てくるとフリーザーは後退せざるをえません。そのため、フリーザーが勝てない鋼タイプに勝てるラグラージを入れて私はパーティーを組んでいます。

もう一体のポケモンは試行錯誤中ですが、能力の高いギラティナやレジスチルを入れてパーティーを組むことをオススメしています。

また、順番を変えて先発レジスチル、ラグラージ、フリーザーの組み合わせもおススメです。

今回の記事は以上となります。ではまた。

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