【表ソフト】ペン表のスペクトルレッドの特厚、厚、中の比較【厚さ】

卓球

スピード系表ソフトの中でも、スポンジの厚さとして特厚、厚、中のどれを選べばよいのか悩みますよね。
私はスペクトルレッドを使用しており、それぞれのスポンジの厚さをそれぞれ試しました。

結論として、テンション系スピード系表ソフトは厚がオススメです。
この記事には私が使用したレビューをまとめました。

そもそもスペクトルレッドはどんなラバー?

※スペクトルレッドは廃版になってしまったため、似た性能のソニックARをオススメしています。

・スペクトルをテンション系にしたラバー
・スペクトルレッド、ハモンドFAスピード、ソニックARは似た性能のラバーです。
・非常に残念ながら廃版になってしまいました。
・スペクトルレッドのようなラバーを探している方はソニックARがほぼ同等ラバーになりますので、こちらをオススメしています。

それぞれのスポンジを使用した感想

今回の比較に使用したラケットはWFSミッド(5枚合板)になります。

〇厚
まずは一番メジャーな厚を使用した感想です。

最もオススメできるのが厚です。
スペクトルレッドの厚はバランスの良いラバーであり、元々バランスの良かったスペクトルを弾むようにしたラバーです。
表ペンの選手にオススメできるラバーです。


フォアハンドに関しては、テンションが掛かっているため、軽く打った球でも非常に良いボールが打てます。


ショートに関しても弾みが良いため、プッシュショートで相手のフォアサイドを抜くケース、バックに強く押して相手を詰まらせる場合などの使い方ができます。

台上プレーに関しても特にやりにくい所はなく、サーブに関してはスピード系表ソフトにしては切れる方だと思います。

バランスの優れた良いラバーです。

〇中
次にスペクトルレッドの中を試しましたが、なぜかイマイチでした。
中のスポンジには期待していたため、意外な結果になりました。

確かにスポンジが薄い分、攻撃は非常に安定します。


感覚としてはミート打ちを全然ミスをする気がしません。下回転のボールに対するミート打ちが非常に楽です。
しかし、対戦相手に簡単に返されます。こちらが攻撃をしやすい分、相手も取りやすいのです。

そうした時に「自分がやりやすいメリット」と「相手もやりやすいデメリット」を比較したときに、残念ながら体感としてはわずかにデメリットの方が大きそうな印象です。

また、ショートが思った以上にナックルになりません。一般的にスポンジを薄くするとボールのスピードが落ちる代わりにナックルが出やすくなります。
しかし、多少はナックルになっているけれど、大きくナックルにはなっていません。

スペクトルレッド(ソニックAR)の厚だと飛びすぎるので、弾みを抑えたい、安定感を求めたいという方はスペクトルの厚をオススメします。
こちらの方が安定感、スピード、ナックルの出しやすさのバランスが上だと思います。

ただし重量に関しては(スペクトル厚>スペクトルレッド厚>スペクトルレッド中になるので、この点には注意が必要です。

なぜスペクトルレッドの中よりも、スペクトル厚の方が良いバランスになるのかは原理は私にもわかりません。
おそらくスポンジの厚みや柔らかさが影響しているのだと思います、原理は私にもよくわかりません。

しかし、多くの強豪選手がテンション系のスピード系表ソフトの中を使わずに、スペクトルなどの非テンション系表ソフトの厚を使用しています。
理由はわかりませんが、強豪選手もそのように選択されている方が多いので、同じような使用感を持っている方は多いと思います。

〇特厚
最もオススメできないのが特厚でした。一言でいうと弾み過ぎです。
たしかにフォアハンドの強打は威力が出るのですが、試合ではそんなにチャンスボール来ないです。
台上プレーの丁寧さや、フォアハンドの安定感が失われてしまうデメリットの方が大きいと感じました。

特厚だと練習は楽しくできるけれど、いざ試合になるとなかなか勝てないという戦型になりがちです。
トップの選手でもテンションのスピード系表ソフトで特厚を使用している例は少ないです。
特厚も試しに使ってみたい。スマッシュのスピードに特化したい、自分はコントロールできるという自信がある、という方は使用してみてもよいと思いますが、あまりお勧めはしません。

まとめ


今回はテンションのスピード系表ソフトのラバーの厚さについてまとめました。


結論として、テンション系スピード系表ソフトは厚がオススメです。

この記事が参考になれば幸いです。

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