「僕らが毎日やっている 最強の読み方」の感想 【池上彰&佐藤優著】

この本は、情報社会の現代において、非常に有益な本でした。

「僕らが毎日やっている最強の読み方」の感想です。

感想に加えて、役に立った点を抜粋して書き出し、その点について私自身がどう役に立てていこうか書いていきたいと思います。この記事がお役に立てば幸いです。

内容の要約

ジャーナリストの池上彰さん、作家の佐藤優さんが日頃どのように書籍を読んで勉強しているのか、勉強のコツを書いている本です。

ジャンルとしては①新聞、②雑誌、③ネット、④書籍、⑤教科書の5つのジャンルについて書かれています。それぞれ要約を抜粋すると、

  • 新聞は日ごろの情報収集の基本であり、毎日読むことが大切。
  • ②雑誌は、基本は娯楽として読むが、興味や関心を広げるために役に立つ。また、近年は格安の定額サービスが充実。
  • ③ネットは、ノイズが多く玉石混淆で役に立つ記事だけ選ぶことは難しい。インプットの効率が悪く、関心ある内容のみしか見ないため、自分の偏見が増長される。
  • 書籍は深く基礎知識を得るための基本的なツール。ベースとなる基礎知識を体系的に得ることができる。タネ本を熟読し、基礎知識を身につけることが大切。
  • 教科書は次世代を担う若者が知っていなければならない知識や思考法が詰め込まれたもの。基礎知識を身に着けるためには中学、高校の教科書を活用するのが有効。

とのような内容が記載されています。

(詳細は本を購入してください。)

私が参考にしようと考えていること

5点ありますので、それぞれ順番に書き出していきます。

①新聞の導入

著書の中ではビジネスパーソンとして情報を知るための基本のツールとしては新聞が最良であるとの記載がありました。私自身、昔は新聞を取っていましたが、最近は新聞は取っていませんでした。

理由としては単純で、ネットで情報を得ることができたからです。

今やインターネットで情報を得ることは当たり前の時代になっていると思います。インターネットでニュースを見ている方も多いと思います。

しかし、私自身の問題として、ライフスタイルの変化とともに毎日インターネットでニュースを見れなくなってしまい、ニュース情報の取得が少し手薄だったと感じています。そのため、ニュースを見るためのツールとして、再び新聞を取ろうと考えています。

短い時間でニュース情報を得るためのツールとして、新聞は優良なツールとなります。

私自身の感覚では新聞はあまり値段が安いと感じませんでしたが、時間をコストとして考え、ニュース情報を得ることをメリットとして考えた場合、新聞に投資をすることは良い判断なのではないかなと考え、再び新聞を取ることにしました。

また、私自身が読むだけでなく、家族が読むことを考えると新聞を取ることはメリットが加わります。二人で新聞を読めばメリットは二倍になりますし、三人で新聞を読めばメリットは三倍になります。

家族で皆で読めば、長期的な目線で考えた際に家庭全体として知識レベルが大きく向上し、より豊かな家庭となるのではないかなと考えたことも大きいです。

家族が多いならば新聞を取るメリットは大きいのではないかなと思い、改めて新聞を取ることにしました。

②経済雑誌の購入について

現在は、日経ダイヤモンドなどの経済新聞については、定期購読は行っていませんでした。元々、dマガジンに経済雑誌を読んでいましたが、生活スタイルに合わなくて定期購読を止めてしまいました。そのため、雑誌を読むことが少なくなりました。

しかし、雑誌を全く読まないのは情報収集の観点からするとバランスが良くないとも考えられますので、これからは本屋などでタイトルを読み、必要な情報が載っているときのみ(気になる特集記事があるとき)、購入またはdマガジン契約により、情報収集を行おうと考えています。

ただ、私の個人的な印象としては経済雑誌は、精読することに向いていない印象があります。情報としては優秀ですが、少しだけ情報が浅く物足りなくなことがあります。

結局、雑誌で得た情報を実用レベルまで落とし込もうとすると、それだけでは足りず、何かしらの方法でもっと情報を強化しないと役に立たないことが多々あります。そのため、あらためて書籍を数冊購入し、勉強し直すことになります。

そのため、雑誌の有効な使い方としては自分が今まで気になっていたけど手を出せていなかった分野の特集記事がある際に買って読むことが良いのではないかなと思っています。

また、上記のような使い方をする場合には、私自身はdマガジンのようなアプリよりも手元のスマホで読むよりも書籍として買って読んだほうが使い勝手がよいと思います。情報にはお金を出すべきだと私は考えていますので、使いこなせないで読むだけになってしまうスマホ読みよりは、雑誌は購入して娯楽半分、新規情報開拓半分として活用していこうかなと考えています。

③価値のある書籍を選んで読む

本は借りるのでなく、購入をしたほうが良いということは実践していましたが、より書籍の読書を充実させるためには、書籍は簡単に読める本だけでなく、タネ本を探し出して、時間をかけて精読し、まとめることが重要だと気付き実践していこうと思います。あらためて読む本はできる限り選んだ買った方が良いと感じました。

また、私自身、広義の意味での科学技術に興味がありますので、講談社ブルーバックスの科学系シリーズではまとめて購入して、自身の勉強に役立てたいと思います。

また、このシリーズに関しては、家庭においておくことでも、将来子供の教育に対してもメリットが大きいのではないかなと考えていいます。

④SNSやネットサーフィンは見る側よりも発信する側に回る

池上彰さんはテレビは見るものではなく、出るものだと記載されていました。

その考えは私も真似をするべきで、インプットよりもアウトプットをする側に回る方が基本的には賢いと思います。

インプットはアウトプットを行うためにするべき行動であり、効率の悪い娯楽のためのインプット(ネットサーフィン)は、情報収集や自身の成長といった観点からするとできる限り控えるべきであろうと思います。

私としては自身の勉強をまとめる方法としてこのブログがあるので、この記事ようにブログに考えをまとめて公開することで「勉強のまとめ」と「アウトプット」を両立させています。自身の情報収集や成長にブログを役立てています。

⑤高校の教科書を手元に置いておく

私自身、高校時代に足りなかった勉強分野があるので、その点についてもう一度勉強をやり直したいと考えています。これから先、自身が成長をしていくためには得意分野を伸ばすことも必要ですが、極端に苦手な分野は懸念せず社会一般レベルまで教養を身に着けておきたいと考えているためです。

・著書を参考にし、中学の公民、高校の日本史A、世界史Aの教科書を楽天で購入しようと思います。

・英語については、35歳までに中学2年、3年までの英語の教科書を丸暗記し、中学の教科書を声に出して読んで自分のものにするように勉強をやり直したいと思います。また、英語の勉強方法については勉強方法自体をもう一度考え直したいと思います。語学学習の基本は「読む」と「聞く」から鍛えるのが王道とのことなので、もう一度基礎から勉強をやりなおします。

まとめ

以上となります。

この本を読んで自身の勉強の効率を上げることに繋がったと思います。

興味がある方は本を購入してみて下さい。また、この本に限らず池上彰さん、佐藤優さんの本は良書が多い印象がありますので、優先的に購入しても良いと思います。

ではまた。

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