結論|ペン表におすすめの表ソフトラバー4選
ペン表で使用する表ソフトラバーに迷った場合は、以下の4種類から選ぶのがおすすめです。
- モリストSP:攻撃力と安定感のバランスが良く、迷ったときに選びやすい
- VO>102:ミート打ちの威力を出しやすく、攻撃力を重視する人向け
- スペクトルS1:安定感が高く、初心者〜中級者でも扱いやすい
- インパーシャルXS:回転も使いやすく、ドライブも混ぜたい人向け
迷った場合は、攻撃力と扱いやすさのバランスが良いモリストSPがおすすめです。
安定感を重視するならスペクトルS1、ミート打ちの威力を重視するならVO>102、回転も使いたいならインパーシャルXSが候補になります。
ペン表ソフトおすすめ4選|前陣速攻・ミート打ちしやすいラバーを比較
ペン表ソフト前陣速攻型の選手はラバーやラケット選びに悩むことが多いと思います。
表ソフトラバーと言っても、回転系、スピード系、変化系ラバーがあり、
スポンジの種類も薄、中、厚、特厚などの種類があります。
更にバタフライ、ニッタク、VICTAS(TSP)など様々なメーカーから多くのラバーが発売されており、どんなラバーを選択すれば良いのか卓球初心者には難しいです。
この記事では、入門者~中級者レベルのペン表前陣速攻型選手向けに、表ソフトラバーとラケットの選び方の基本ついてまとめています。
ペン表前陣速攻型の卓球入門者のラバー選びの参考になれば幸いです。
そもそもペン表前陣速攻型ってどんな戦術?
ペン表前陣速攻型は、文字通り攻撃型のプレースタイルで、ペンラケットに表ソフトラバーを用いて、スマッシュを多用して攻めていく攻撃型の戦術になります。
ペン表前陣速攻型は、台上プレーで先手を取り、ネットより少し高い球に対してのスマッシュや角度打ち(ミート打ち)とよばれる強打にて積極的に攻めていきます。
基本的にはフォアハンドで攻撃をしていく戦術なので、バック側にボールが来てもフットワークを使って回り込んでフォアハンドでの攻撃を積極的に仕掛けていきます。
台上プレーも得意で、台上でのストップやフリックによって先手を取り、相手の体勢を崩してこちらのフォアハンド攻撃に繋げていきます。
基本的に自分から攻撃をしていく戦型になりますが、相手に攻撃をされた際は、前陣でのバックハンドショートで連続攻撃を防ぎ、フォアハンドでのカウンターを狙っていきます。
また、ペン表前陣速攻型が使用する表ソフトラバーは、裏ソフトラバーと異なり特有のいやらしいナックルボールを打つことが出来ます。
特にバックハンドショートでは、ナックルボールを出しやすく、変化のついたブロックをすることで相手のミスを誘っていきます。
このナックルボールを駆使しながら、前陣でのフォアハンドスマッシュ、バックショート、台上プレーを駆使して試合を組み立てていく戦術になります。
参考記事⇒ ペン表前陣速攻型ってどんな戦型?
表ソフトラバーとは?
ペン表前陣速攻型は一般的に表ソフトラバーを使用してプレーをしていきます。
表ソフトラバーの中には、一般愛好家の中で流行りの回転系表ソフトと、従来より使用されているスピード系表ソフト、粒高に近い性質の変化系表ソフトの3種類があります。
ペン表前陣速攻型の選手は回転系表ソフトを使用している選手と、スピード系表ソフトを使用している選手が多いです。
回転系表ソフトとは?
回転系表ソフトの特徴としては、表ソフトの中で最も回転が掛かるタイプのラバーになります。
回転系表ソフトは、対戦相手が判断を誤れば下回転サーブでミスを誘えるくらいに回転が掛かり、ドライブも回転が掛かるため安定して打つことが出来ます。
ミート打ちの強打を打つ際には、弧線が安定するため、安定した強打を打ちやすい特徴があります。
もちろんしっかりとスピードも出るため強打によって得点を重ねることもできます。
裏ソフトラバーから表ソフトラバーに変更した方でも比較的扱いやすいタイプの表ソフトラバーです。
ペン表ソフト前陣速攻型の選手にとってに使いやすい回転系表ソフトラバーとしては、VO>102、スピネイト、ブースターSAがあります。
この3種類のラバーは、似た性能ラバーであり、どのラバーも良く弾んで回転が掛かりやすく扱いやすいです。
今現在、最も人気のあるラバーはVO>102になります。
VO>102がおすすめな人
VO>102は、ペン表前陣速攻型で「ミート打ちの威力」と「回転のかけやすさ」を両立したい方におすすめの表ソフトラバーです。
回転系表ソフトに分類されるラバーですが、単に回転をかけるためのラバーではなく、前陣でのミート打ちやスマッシュにも十分な威力があります。
ペン表前陣速攻型では、ネットより少し高いボールを逃さずにミート打ちで打ち抜くことが重要です。
VO>102は、回転系表ソフトらしくボールを少しつかむ感覚があるため、強打したときの弧線が安定しやすく、ミート打ちの安定感を出しやすいです。
また、サーブ・ツッツキ・ドライブ気味のつなぎでも回転を使いやすいため、ただ弾くだけではなく、回転とスピードを組み合わせて戦いたいペン表選手に向いています。
特に以下のような方に向いています。
- ミート打ちの威力と安定感を両立したい方
- 表ソフトでもサーブやツッツキで回転を使いたい方
- スマッシュだけでなく、ドライブ気味の攻撃も混ぜたい方
- スピード系表ソフトだと少し直線的すぎると感じる方
- 裏ソフトから表ソフトへ変更したい方
一方で、表ソフト特有のナックルや球離れの早さを最優先したい方には、スペクトルS1やモリストSPの方が合う場合があります。
VO>102は、昔ながらのペン表速攻というよりも、回転も使いながら前陣で攻めたい現代型のペン表に向いているラバーです。
そのため、安定感と回転性能を重視しながら、ミート打ちでも得点したい方には、VO>102は非常におすすめしやすいラバーです。
VO>102を試してみたい方は、下記から価格や在庫を確認できます。
インパーシャルXSがおすすめな人
インパーシャルXSは、ペン表前陣速攻型の中でも「回転を使ったプレー」を重視したい方におすすめの表ソフトラバーです。
表ソフトというと、ミート打ちやスマッシュ、ナックルボールのイメージが強いですが、現代卓球では表ソフトでもある程度回転を使えることが大きな武器になります。
インパーシャルXSは、回転性能が高く、サーブ・ツッツキ・ドライブ気味の攻撃がしやすいラバーです。
そのため、単純に弾いて打つだけでなく、回転をかけたボールとミート打ちを組み合わせて戦いたい方に向いています。
特に以下のような方におすすめです。
- 表ソフトでもサーブやツッツキで回転を使いたい方
- ミート打ちだけでなく、ドライブ気味の攻撃も混ぜたい方
- 裏ソフトから表ソフトに変更したい方
- 回転とスピードのバランスを重視したい方
- ナックルだけでなく、回転変化で相手を崩したい方
一方で、インパーシャルXSは昔ながらの表ソフトらしい球離れの早さやナックル性能を最優先するラバーではありません。
ペン表らしい直線的なミート打ちや、表ソフト特有のナックル変化を重視するなら、スペクトルS1やモリストSPの方が合う場合があります。
インパーシャルXSは、純粋な前陣速攻型というよりも、回転を使いながら前陣で攻めたい現代型のペン表に向いているラバーです。
「表ソフトでもドライブを使いたい」「サーブやツッツキの回転も武器にしたい」という方は、インパーシャルXSを候補に入れるとよいでしょう。
インパーシャルXSを試してみたい方は、下記から価格や在庫を確認できます。
参考記事⇒ 回転系表ソフトとスピード系表ソフトと変化系表ソフトの比較
スピード系表ソフトとは?
スピード系表ソフトの最大の特徴は、相手の回転の影響を受けにくことを利用したスマッシュになります。
スピード系表ソフトの長所を引き出したプレーとしては、相手のサーブに対してストップやフリックなどでチャンスボールを作り、強打につなげていきます。
自分のサーブではショートサーブとロングサーブを織り交ぜることで相手の強打を封じ、3球目攻撃やカウンタースマッシュを狙っていく戦術を使用していきます。
ペン表前陣速攻型に使いやすいオススメのスピード系表ソフトラバーは、モリストSP、スペクトルになります。
モリストSPはテンション機能を内蔵したスピード系表ソフトで、よく弾んで威力も出しやすく、スピード系表ソフトの割には回転も掛かけやすく扱いやすいラバーです。
スピード系表ソフトと回転系表ソフトの中間といった印象のラバーで、伊藤美誠選手も使用していることでも有名です。
モリストSPがおすすめな人
モリストSPは、ペン表前陣速攻型で「攻撃力」と「扱いやすさ」のバランスを重視したい方におすすめです。
テンション機能を内蔵しているため、軽くミート打ちをしてもスピードが出しやすく、チャンスボールをしっかり打ち抜きやすいラバーです。
また、スピード系表ソフトでありながら回転も比較的かけやすいため、サーブ・ツッツキ・ドライブ気味のつなぎも使いやすいです。
ペン表前陣速攻型では、フォアハンドのミート打ちだけでなく、バックショート、プッシュ、台上プレーの安定感も重要になります。
モリストSPは、単純に弾むだけのラバーではなく、前陣での攻撃と守備のバランスが取りやすいため、ペン表で迷ったときに選びやすいラバーです。
特に以下のような方に向いています。
- ペン表で攻撃力を出したい方
- スペクトルS1よりも少し弾みが欲しい方
- ミート打ちのスピードを重視したい方
- ブロックやショートの安定感も残したい方
- スピード系と回転系の中間くらいの表ソフトを使いたい方
逆に、表ソフト初心者でとにかくミスを減らしたい方は、モリストSPよりもスペクトルS1の方が扱いやすい場合があります。
また、より回転をかけてドライブや回転変化を使いたい方は、VO>102やインパーシャルXSも候補になります。
迷った場合は、安定感重視ならスペクトルS1、攻撃力と扱いやすさのバランス重視ならモリストSPを選ぶとよいでしょう。
モリストSPを試してみたい方は、下記から価格や在庫を確認できます。
スピード系表ソフトで悩んだら最初に使うラバーとしてはスペクトルがオススメです。
スペクトルS1がおすすめな人
スペクトルS1は、ペン表初心者〜中級者に特におすすめしやすい表ソフトラバーです。
モリストSPやVO>102と比べると、弾みすぎず、ラケット角度を作りやすいため、ミート打ち・ショート・ブロック・台上プレーを安定させやすいのが特徴です。
ペン表前陣速攻型では、強いボールを打つことも大切ですが、それ以上に「相手のボールを前陣で安定して返せること」が重要になります。
特に初心者のうちは、ラバーの弾みが強すぎると、ミート打ちがオーバーミスになったり、ショートが浮いたりしやすくなります。
その点、スペクトルS1は表ソフトらしい球離れの良さがありながら、扱いやすさもあるため、ペン表の基本技術を覚えやすいラバーです。
特に以下のような方に向いています。
- ペン表を始めたばかりの方
- ミート打ちやショートを安定させたい方
- 弾みすぎるラバーが苦手な方
- 表ソフトらしいナックルや変化も使いたい方
- まずはミスを減らして試合で安定して勝ちたい方
一方で、スペクトルS1は安定感に優れている反面、モリストSPやVO>102と比べると一発の威力は控えめです。
そのため、強打のスピードや決定力を重視したい方は、モリストSPやVO>102の方が合う場合があります。
ただし、ペン表では「入ること」も非常に重要です。
まずはスペクトルS1でミート打ち・ブロック・ショートの感覚を身につけて、そこから攻撃力を高めたい場合にモリストSPやVO>102へ移行する流れもおすすめです。
私自身も長年使用していますが、スペクトルS1は自分のイメージしたプレーと実際に出るボールが一致しやすくい感覚が強く、非常にコントロールしやすいラバーだと感じています。
スポンジ厚を選べばミート打ちでも十分な威力を出すことができ、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるラバーです。
弾みが適度であるため、テンションラバーに比べてミート打ちのミスが減り、表ソフト特有のいやらしいナックルボールも出しやすいです。
(TSPからVICTASへの移行に伴い、スペクトルのパッケージが新しくなりました。)
スペクトルS1を試してみたい方は、下記から価格や在庫を確認できます。
参考記事⇒ 【スペクトル】表ペン選手にオススメなスピード系表ソフト【卓球】
ペン表初心者はどの表ソフトラバーを選べばいい?
ペン表初心者や、これからペン表前陣速攻型を始めたい方は、最初から弾みの強いラバーや扱いの難しいラバーを選ぶ必要はありません。
ペン表では、フォアハンドのミート打ち、バックショート、台上プレー、ブロックなどの基本技術を安定して使えることが大切です。
そのため、最初のラバー選びでは「威力」だけでなく、「ミスの少なさ」「角度の作りやすさ」「台上プレーのしやすさ」を重視するのがおすすめです。
初心者〜中級者のペン表におすすめしやすいラバーは、スペクトルS1とモリストSPです。
安定感を重視するならスペクトルS1
ペン表初心者に特におすすめしやすいのがスペクトルS1です。
スペクトルS1は、弾みが強すぎず、ミート打ち、ショート、台上プレーのバランスが良い表ソフトラバーです。
テンション系ラバーに比べると飛びすぎにくいため、ラケット角度を覚えやすく、ミスを減らしながら表ソフトの基本技術を身につけやすいです。
特に、ペン表を始めたばかりの方や、まずは安定してラリーを続けたい方には、スペクトルS1が使いやすいと思います。
攻撃力も欲しいならモリストSP
スペクトルS1よりも攻撃力を重視したい方には、モリストSPがおすすめです。
モリストSPはテンション機能を内蔵した表ソフトラバーで、軽く打ってもスピードが出しやすく、ペン表前陣速攻型のミート打ちと相性が良いラバーです。
スピード系表ソフトでありながら、回転も比較的かけやすく、攻撃力と扱いやすさのバランスに優れています。
ただし、スペクトルS1よりは弾みが強いため、完全な初心者の場合は少し飛びすぎると感じる可能性があります。
そのため、安定感を優先するならスペクトルS1、攻撃力も欲しいならモリストSPを選ぶとよいでしょう。
いきなりVO>102を選んでもいい?
VO>102もペン表前陣速攻型に向いている良いラバーです。
回転がかけやすく、ミート打ちも安定しやすいため、表ソフトでもドライブや回転を使ったプレーをしたい方には向いています。
ただし、初心者が最初に使うラバーとして考えると、スペクトルS1やモリストSPの方が選びやすいと思います。
VO>102は、表ソフトの基本に慣れてきてから、もう少し回転や攻撃の幅を広げたいタイミングで候補にするとよいでしょう。
初心者はまず「厚」か「中」がおすすめ
初心者が表ソフトラバーを選ぶ場合、スポンジの厚さも重要です。
一般的には、ある程度スイングできる方なら「厚」、卓球を始めたばかりの中学生やレディースの方で安定感を重視するなら「中」も候補になります。
特厚は威力が出やすい一方で、台上プレーやミート打ちのコントロールが難しくなりやすいため、初心者にはあまりおすすめしません。
まずは扱いやすい厚さで表ソフトの感覚を覚えて、技術が安定してきたら自分のプレースタイルに合わせて調整していくのがおすすめです。
表ソフトラバーのスポンジの厚さのおすすめ
ペン表速攻型の選手はラケットとラバーの選び方がとても大切ですが、スポンジの厚さも重要です。
使用しているラバーの厚さよってもミート打ちの威力、安定度、台上技術に大きく影響します。ラバー選びで失敗するとペン表選手として強くなるのは難しくなります。
まずペン表速攻型のラケットとラバーの基本としては、ラバーの厚さを厚くすればするほど、良く弾んでボールにスピードが出て回転が掛かりやすくなります。
しかしその代わりに、スポンジを厚くするほど攻撃時の安定感が悪くなり、台上プレーでの精度が下がり、自分のイメージしているプレーをすることが難しくなります。
つまり、威力とコントロールが一長一短の関係になっています。
そのため、威力とコントロールのバランスを考慮すると、表ソフトラバーの場合は一般の卓球愛好家はラバーの厚さは厚がオススメで、卓球を始めたばかりの中学生やレディースの選手は中のラバーがオススメになります。
技術的に上達した場合や、比較的スイングスピードも速い高校生は厚のラバーをオススメします。
表ソフトラバーの場合、特厚は弾み過ぎてしまうため上級者以外はオススメしません。プロの選手でも表ソフトのラバーは厚を使っている選手が多いです。
参考記事⇒ペン表にオススメのラバーの厚さ
テンション内蔵の表ソフトラバーのスポンジの厚さのおすすめ
テンション機能を内蔵した表ソフトラバーの場合も、スポンジの厚さは厚がオススメになります。
例えば、非テンション型のスピード系表ソフトのスペクトルは、非常にオススメのスピード系表ソフトラバーになりますが、若干弾みが物足りないといった弱点があります。
そんな時に候補になるのがモリストSPなどのテンション機能を内蔵したスピード系表ソフトラバーになります。
テンション機能を内蔵した回転系表ソフト、スピード系表ソフトを使用する際には、ラバーの厚さに悩むと思いますが、結論としては厚がオススメです。
それぞれのスポンジを使用した感触は以下の通りになります。
〇スポンジ中
テンション内蔵表ソフトラバーの中は、私の経験ではイマイチでした。
スポンジの厚さが中だと、スポンジが薄いため攻撃は非常に安定します。
感覚としてはミート打ちに非常に安定感があり、ボールの回転の影響を受けにくいためミスがとても減ります。
具体的には、下回転のボールに対するミート打ちが非常に楽になります。ミスが少ないため、精神的にも楽に下回転ボールを攻撃ができます。
しかし、スポンジが中のラバーでは攻撃したボールに威力が出にくいため、相手に簡単に返されてしまいます。こちらが攻撃をしやすい代わりに、相手も取りやすくなります。
スポンジ中では、「自分が攻撃しやすいメリット」と「相手も返しやすいデメリット」を比較すると、
わずかに「相手が返しやすいデメリット」の方が大きいと感じられるのが、テンション内蔵ラバーのスポンジ中でした。
また表ソフトでのショートが思った以上にナックルにならず、相手に打たれやすくなります。
テンション内蔵のラバーの厚だと飛びすぎるので弾みを抑えたい、安定感を求めたい場合は、非テンション型ラバーの厚をオススメします。
非テンション系ラバーの厚の方が、安定感、スピード、ナックルの出しやすのバランスに優れていると思います。
〇スポンジ厚
テンション内蔵型ラバーのスポンジの厚さで最もオススメが出来るのが、スポンジ厚です。
テンション内蔵型ラバーのスポンジ厚は、バランスが良く非テンションラバーの弱点であった弾みを補うことができます。
テンション内蔵型のラバーでは、フォアハンドに関してはテンションが掛かっているため、軽く打った球でもスピードのある非常に良いボールが打てます。
ショートに関しても弾みが良いため、プッシュショートで相手のフォアサイドを抜くケースや、バックに強くプッシュして詰まらせるなどのプレーが可能です。
また、スポンジ厚であれば表ソフト特有のナックルボールも出しやすいという特徴が残ります。
台上プレーに関しても特にやりにくいところはなく、サーブに関しては切りやすいです。
スポンジ厚がバランスの取れていて、使用しやすいと思います。
〇特厚
テンション内蔵型ラバーで最もオススメしにくいのが、スポンジ特厚です。一言でいうと弾み過ぎです。
スポンジ特厚のラバーでのフォアハンド攻撃は最も威力がありますが、
実際の試合ではそんなに多くチャンスボールが来ないため、台上プレーのやりにくさやフォアハンドの安定感が失われてしまうデメリットの方が大きく感じます。
また、特厚ラバーを使用するとフォアハンド、バックハンドともに表ソフト特有のナックルボールが非常に出しにくくなる点も注意が必要です。
表ソフトラバーの特厚を使用している時は、練習は楽しいのですが、いざ試合になるとなかなか勝てないという状況になりがちで、注意してください。
参考記事⇒ ペン表のスペクトルレッドの特厚、厚、中の比較【スピード系表ソフト】
ペン表ソフト前陣速攻型におすすめのラケット
ペン表ソフト前陣速攻型の選手はラケットに角丸型のペンラケット、もしくは中国式のペンラケットを使用してプレーをします。
ペン表前陣速攻型の用のラケットを、選ぶ基準としてはラケット自体にある程度硬さがあり、球離れが良いことが重要ですが、弾み過ぎないということが重要になります。
この理由としては、球離れが早いほどラケットとボールが接触する時間が短くなります。ラケットとボールが接触する時間が短ければ短いほど、ボールの回転の影響を受けずにミート打ちを打つことが出来ます。
しかし、ラケットが弾み過ぎるとミート打ちでのコントロールが非常に難しくなります。そのため、球離れが早いけれど、弾み過ぎないというラケットが理想になります。
具体的には、ペン表ソフト前陣速攻型に向いているラケットは5枚合板か7枚合板のラケットが一般的です。
7枚合板のラケット方がペン表速攻型の選手に使用されている割合が多いですが、5枚合板のラケットと7枚合板のラケットのどちらを使用するべきかは求めているプレースタイルによって異なります。
〇5枚合板のラケット
5枚合板のラケットは、扱いやすく安定感があることが特徴です。
安定感のある前陣速攻プレーをしたい人にオススメです。ブロックも安定感があります。
ペン表速攻型にオススメの5枚合板角丸型のラケットはWFSミッドになります。
〇7枚合板のラケット
7枚合板のラケットは、威力が出やすいことが特徴です。
スピード感のある攻撃的なプレーをすることが出来ます。また、7枚合板の方がラケットがやや重いといった特徴があります。
ペン表速攻型にオススメの7枚合板の角丸型のラケットは、ダーカーのアクアブレードシリーズになります。特に裏面打法を使用する選手はアクアブレード スペシャル丸型Ⅰ(反転式)がオススメです。
7枚合板のアクアブレード反転式は、ペン表速攻型の長所である球離れの良さを追求しつつ、裏面で裏ソフトラバーを使うことを想定した設計になっています。
7枚合板のアクアブレード反転式では、5枚合板のWFSミッドと比較して、フォアハンドを打った時の打球感がとても良く、力を入れた内で打っても、とても威力のあるボールが打てました。これは7枚合板のラケットが固くて弾むといった特徴からです。
軽い打ち方でも十分に威力がでて、球離れも非常に良いです。
しかし、7枚合板では、ボールが直線的に飛んでいき、弧線が描きにくいといった特徴もあります。
ボールが直線的に飛んでいくという点をメリットとして考えるか、デメリットとして考えるかはプレースタイルによると思います。
また、7枚合板のアクアブレードを使用するならば、弾み過ぎるためラバーは非テンション系にすることも考えても良いかもしれません。
参考記事⇒【表ペン】アクアブレード(反転式)とWFSミッドの比較【7枚合板と5枚合板】
まとめ:ペン表は自分のプレースタイルに合った表ソフトラバーを選ぼう
ペン表前陣速攻型では、ラバー選びが非常に重要です。
同じ表ソフトでも、ラバーによってミート打ちのしやすさ、スピード、回転のかけやすさ、ブロックの安定感、ナックルの出やすさが大きく変わります。
特にペン表は、前陣で早い打点を取りながら、ミート打ち・スマッシュ・ブロック・ショート・台上プレーを組み合わせて戦う戦型です。
そのため、単純に「よく弾むラバー」や「人気のあるラバー」を選ぶのではなく、自分のプレースタイルに合ったラバーを選ぶことが大切です。
この記事で紹介した表ソフトラバーの選び方をまとめると、以下のようになります。
- 迷ったらモリストSP:攻撃力と扱いやすさのバランスが良く、ペン表前陣速攻型に合わせやすい
- 攻撃力と回転性能を両立したいならVO>102:ミート打ちだけでなく、サーブ・ツッツキ・ドライブ気味の攻撃も使いやすい
- 初心者〜中級者ならスペクトルS1:弾みすぎず、ミート打ち・ショート・ブロックを安定させやすい
- 回転も使いたい現代型ペン表ならインパーシャルXS:表ソフトでも回転を使って攻めたい方に向いている
個人的には、ペン表で迷った場合は、まずモリストSPかスペクトルS1から選ぶのがおすすめです。
攻撃力とスピードを重視するならモリストSP。
安定感を重視して、ミート打ちやショートの基本を身につけたいならスペクトルS1。
この2つは、ペン表前陣速攻型との相性が良く、大きな失敗が少ないラバーだと思います。
そのうえで、回転も使いながら攻撃の幅を広げたい方はVO>102、ドライブやサーブ・ツッツキの回転をより重視したい方はインパーシャルXSを候補にするとよいでしょう。
ペン表は、裏ソフトのように強い回転量で押し切る戦型ではありません。
前陣で相手より早く打点を取り、ミート打ちやスマッシュで決めることが大きな武器になります。
その武器を活かすためにも、自分の技術レベルやプレースタイルに合った表ソフトラバーを選ぶことが大切です。
まずは扱いやすいラバーでペン表の基本を身につけ、慣れてきたら自分の得意なプレーに合わせてラバーを調整していきましょう。

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