スペクトルS1は、VICTASから発売されている非テンションのスピード系高弾性表ソフトラバーです。
結論からいうと、スペクトルS1は、一撃の威力よりも前陣での安定感と表ソフトらしいナックルを重視する選手におすすめです。
最大の特徴は、スピード、ナックル、回転、コントロールのバランスがよく、表ソフトに必要な技術を安定させやすいことです。
テンション系表ソフトと比べると弾みと威力は控えめですが、その分、ミート打ち、バックショート、ブロック、台上プレーを安定させやすく、前陣で攻守のバランスを重視する選手に向いています。
表ソフトを初めて使用する選手から、ナックルや変化を活かしたい中級者以上まで使用できる定番ラバーです。
この記事では、スペクトルS1を実際に使用して感じた性能や技術別の使用感、デメリット、向いている選手、おすすめの厚さについて詳しく解説します。
スペクトルS1の基本情報
スペクトルS1は、VICTASが販売する日本製のスピード系高弾性表ソフトラバーです。
テンションを内蔵していない高弾性ラバーで、粒配列には縦目が採用されています。
非テンション系のラバーですが、多くの選手に人気のあるラバーです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | VICTAS |
| ラバーの種類 | スピード系高弾性表ソフト |
| テンション | 非テンション |
| 粒配列 | 縦目 |
| スポンジ厚 | 1.3mm・1.6mm・2.0mm・MAX |
| スポンジ硬度 | 35.0±3 |
| カラー | レッド・ブラック・ブルー |
| 製造国 | 日本 |
縦目の表ソフトは、横目の回転系表ソフトと比べて球離れが早く、直線的なボールやナックルを出しやすい傾向があります。
スポンジの厚さは「1.3mm」「1.6mm」「2.0mm」「MAX」の4種類があり、自分のプレースタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
スペクトルS1は、長年販売されてきた旧TSPのスペクトルシリーズを継承したラバーです。
前身となるスペクトルは、1977年の世界選手権バーミンガム大会で男子シングルスを優勝した河野満選手が使用していました。その後も、武楊選手などのカットマンを含め、さまざまな戦型の選手に使用されてきた実績があります。
旧スペクトルの特徴を引き継ぎながら、現在はVICTASのスペクトルS1として販売されています。
スペクトルS1は、旧TSPの「スペクトル」がVICTASブランドへ統合された際に名称変更されたラバーです。
製品名とパッケージは変更されましたが、ラバーの性能は従来のスペクトルと同一です。そのため、旧スペクトルを使用していた選手も、基本的には同じ感覚でスペクトルS1へ移行できます。
その後、従来のレッド・ブラックに加えて、ブルーも追加されました。
スペクトルS1だけでなく、表ソフト全体の種類や戦型・目的別の選び方から確認したい方は、表ソフトラバーの選び方|初心者でも迷わない戦型・目的別ガイドも参考にしてください。
スペクトルS1の特徴
スペクトルはスピード系表ソフトの代名詞であるため、ボールが非常に弾んで使い勝手が悪い印象を持つかもしれませんが、実際は違います。
スペクトルS1の最大の特徴はスピード、ナックル、回転、コントロール、使いやすさの総合的なバランスが良いことです。
高弾性ラバーなので、ミート打ちは十分に威力が出ます。
テンション系のラバーに比べるとやや飛びは少ないですが、スポンジが2.0mm(厚)以上であれば十分に打ち抜ける威力があります。
表ソフトの初心者から上級者まで使える表ソフトの名作ラバーです。
ここからは具体的にスペクトルS1の特徴について解説をしていきます。
特徴➀:高弾性でスピードが出るのに強打が安定しやすい
スペクトルS1は高弾性ラバーで、打球時にしっかりと初速が出るため、スピードのある表ソフトらしい弾道のボールを繰り出すことができます。
また、高弾性ラバーであるため、過剰に弾み過ぎずに適度であり、ボールコントロールがしやすいことが特徴です。
フォアハンドのミート打ちは、テンション系のスピード系表ソフトラバー、例えばVO>102やモリストSPと比較してとても安定します。
フォアハンドの弧線は、やや弧線を描きますが、基本的にはスピード系表ソフトらしく直線的に飛んでいきます。
「ほどよい弧線の描き方」と「適度な弾み」によって、ミート打ちやスマッシュの強打が非常に安定感します。
相手の強打に対するカウンターも、弾み過ぎないため、カウンターが安定することも特徴の一つです。
またラバーの力でボールが飛びすぎることがないため、自分が強打でミスをした時にもなぜ自分でミスをしたのかが把握しやすいです。
これはラバーの力に頼り過ぎず、自分の力でボールを飛ばしているため、スペクトルS1を使用していると自分が描いているプレーのイメージと実際に打ったボールが合っている感覚が持ちやすいためです。
筆者自身、今までテンション系の表ソフトラバーを使用していましたが、テンション系ラバーは勝手に弾み過ぎてしまい、なぜミスをしているのかが分からない時が多々ありました。
スペクトルS1は自分のイメージしているプレーと、実際に打ったボールが合っている感覚が持ちやすいです。
この感覚は非常に重要で、なぜミスをしたのかが分かると卓球の上達の近道になります。
高弾性ラバーであり、扱いやすいスペクトルを使用することで、自分のやりたいプレーと打ったボールが合っている感覚が持ちやすくなりました。
ただし、ドライブで攻撃した場合はテンション系の回転系ラバーに比べて威力が出にくいのは欠点になります。
特徴➁:スピード、ナックル、回転の総合的なバランスが良い
スペクトルS1は、スピード、ナックル、回転の総合的なバランスが非常に良いラバーです。
サーブやドライブで回転をかけることも可能であり、ナックルボールのような変化球も出すことができます。
スペクトルS1よりもスピードの出るラバー、ナックルの出るラバー、回転の掛かるラバーは沢山あります。
しかしスペクトルS1ほど、スピード、ナックル、回転のバランスが良いラバーはありません。
表ソフトでの速攻堅守を行うにあたって、スピード、ナックル、回転の要素のバランスが良いラバーが求められます。
特に1枚のラバーでフォアもバックも使用するペン表の選手にはスペクトルS1は非常に向いているラバーです。
また、スポンジはやや柔らかいので、操作性が高くコントロール性にも優れています。
特徴③:ナックルが出やすいラバーなのに扱いやすい
スペクトルS1は比較的ナックルボールの出やすいラバーです。
ナックルボールの出やすいラバーは総じてコントロールが難しく扱いにくいラバーが多いですが、スペクトルはナックルボールが出やすい割に使いやすい表ソフトラバーになります。
この辺りが名作の表ソフトと呼ばれる理由だと思います。
スペクトルS1は、他の回転系の表ソフトと比べて、自分で使用している感覚としては大きな違和感がなくて使いやすいのだけれども、対戦相手からすると明らかにスペクトルS1で打たれたボールを嫌がってミスをすることが増えます。
ペン表のバックショートや、シェークのバックハンドでのブロック時には、質の高いナックル性のブロックを出すことが出来ます。
もちろん、過剰に弾み過ぎることがないためスペクトルS1はブロックも安定しやすいラバーです。
またスペクトルS1は、スポンジがやや柔らかめであり、高弾性表ソフトであるため、台上プレーは非常にやりやすいです。
過剰に跳ねることがないので、ツッツキ、ストップの技術は台に収まりやすく、フリックもナックル性のボールを払って相手コートに押し込むことができます。
スペクトルS1に向いている選手
➀表ソフトを初めて使う選手
スペクトルS1は、表ソフトの入門編として非常に適しています。
バランスが良く、表ソフトの特性を感じやすいので、初めて表ソフトを使う選手にとって理想的なラバーです。
スペクトルを使用して表ソフトらしいミート打ちや、ナックル性のブロック等の技術を習得することで他の表ソフトラバーに変更した際にも上達が早くなると思います。
スペクトルS1は、表ソフトに必要なすべての技術を行いやすく、コントロール性能にも優れているため、基本技術の習得におすすめです。そのままスペクトルS1を使い続けてもよいと思います。
スペクトルS1以外の初心者向けラバーも比較したい方は、表ソフト初心者におすすめのラバー5選|最初の1枚を使いやすさ重視で比較で、スペクトルS1とほかの候補を比較しています。
➁前陣でプレーをし、表ソフトらしい攻守を大切にしたい選手
スペクトルS1は、柔らかいスポンジのおかげでボールが抑えやすく、様々な技術で安定感が出しやすいです。
ナックルのようないやらしい変化球も簡単に出せるため、表ソフトをフルに生かして相手を翻弄したい選手にぴったりです。
また前陣でプレーをすることが多い、シェークのバック表の女子選手にもおすすめのラバーです。
③ペン表前陣速攻型の選手
スペクトルS1は、特にペン表前陣速攻型の選手に向いているラバーです。
ペン表の選手は、主に表面の1枚のラバーで、サーブ、フォアハンド、ツッツキやストップなどの台上プレー、バックショートまで、幅広い技術を行う必要があります。
そのため、ペン表のラバー選びでは、ペン表の選手が使用するラバーには、単純にスピードが出るバーや、ナックルがでやすいだけだと扱いにくくなります。一つの技術に特化した性能よりも、さまざまな技術をそつなく行えるバランスの良さが求められます。
攻撃力だけでなく、さまざまな技術を無理なく行える総合的なバランスが重要です。
スペクトルS1は、テンション系表ソフトと比べると弾みは控えめですが、ミート打ち、ナックルショート、台上プレー、サーブのいずれも扱いやすく、ボールを自分でコントロールしやすい特徴があります。
特定の技術だけに特化したラバーではありませんが、ペン表に必要な技術を高い水準でまとめやすいことが、スペクトルS1の大きな魅力です。
ペン表を始めたばかりの選手はもちろん、ショートの変化とフォアハンドの安定性を両立させたい中級者以上の選手にもおすすめできます。
ペン表用としてスペクトルS1を検討している方は、ペン表ソフトおすすめ4選|前陣速攻・ミート打ちしやすいラバーを比較で、モリストSPやVO>102などとの違いも確認できます。
スペクトルS1のデメリット
①威力不足
スペクトルS1の最大のデメリットは、弾みが控えめなため、威力不足を感じる場合があることです。
他のテンション系ラバーに比べると、ボールの威力がやや劣ります。例えば、モリストSP、VO>102などの売れ筋ラバーと比較すると、どうしても強打の威力は控えめになります。
フォアハンドの強打でボールの威力を重視する選手は他のテンション系の表ソフトを選んだ方が良いと思います。
また、ドライブを多用してチャンスメイクをしたい選手も別の表ソフトや、裏ソフトラバーの方が向いています。
スペクトルS1はあくまで前陣での速攻プレーに適したラバーになります。
また、台から離れた時の強打はボールが失速をしやすく、台から離れた際のプレーは苦手です。
自分からミート打ちで強気にプレーをするか、台の近くでのブロックやカウンターでのプレーをすることが重要になります。
②ナックルボールに慣れられると苦しい
スペクトルS1は、スピードもあり、回転もある程度かけることの出来る表ソフトラバーですが、メインの技術はナックルボールを活かした速攻堅守での相手選手の振り回しになります。
表ソフトは異質型の戦術になりますので、相手選手が普段から表ソフトと頻繁に練習をしているなど、ナックルボールを苦手としていない選手と当たった時は苦しい展開になります。
この場合、自分からサイドスピンブロックで変化を付けたり、ドライブとミート打ちの組み合わせで攻撃にも変化を付けるなどの工夫が必要になります。
③湿気に弱い
表ソフト全般に言える事ですが、雨の日は湿気の影響を受けやすいラバーです。
通常時と打球感覚が異なり、ボールを打球した時に上手く表面にボールが引っ掛からずにボールが下方向に飛び出してネットを超えないことが起こりやすいです。
スペクトルS1の使用感とテクニック
ここからは、筆者がペン表としてスペクトルS1を使用した際の感想を紹介します。
使用した組み合わせは、5枚合板のWFSミッドに、表面がスペクトルS1の2.0mm、裏面がテナジー05FXです。
WFSミッドはボールを持つ感覚があり、スペクトルS1の安定性やコントロール性能を生かしやすい組み合わせでした。以下では、フォアハンド、ショート、台上プレー、サーブに分けて、実際に感じた特徴を解説します。
フォアハンド
テンション系ラバーと比較するとボールコントロールがよく弧線も安定しており、コントロールしやすいです。
強打時に金属音はせずにペコペコといった音に近い印象です。
どちらかといえば木で打っているのに近しい感触で、手に感覚が伝わりやすいラバーかと思います。
ミート打ちが得意で、強打するとある程度の威力が出ますが、テンション系ほどの威力は期待できません。
打ち抜くようなボールを打つ時はラバーの力だけでなく、身体の力をしっかり使って自分の力で強打をしないと打ち抜けない場合があります。
個人差があると思いますが、テンション系のラバーよりもスペクトルS1の方が攻撃が安定するといった意見もあります。
具体的には、過剰に弾み過ぎない分、思い切って強打をしても台にボールが収まるためです。
特に「ツッツキに対するミート打ち」と「下回転に対する繋ぎループドライブ」と「ドライブに対するカウンター」は安定しやすい技術です。
この辺りは高弾性ラバーらしい性能だと思います。
特にツッツキ打ちに対するミスをする怖さが軽減したのは戦術を考える上でとても楽です。
また、回転が非常に掛かるわけではありませんが、繋げる程度のドライブならば十分に出来るラバーです。
ドライブはやや弧線を描きやすい印象で、繋ぎのためのループドライブなどに適しています。
ショート
スピード系表ソフトラバーのスペクトルは質の高いナックルショートを出すことができます。
相手選手から見ると止まるようなナックル性のショートはスペクトルS1の得意な技術になります。
また、スポンジが柔らかめのためショートに変化をつけやすく、相手のミスを誘いやすいです。
ブロック時のスピードの強弱もやりやすいラバーです。
ドライブを上から押さえつけてナックルショートにしたり、強く下に切ってカット性のショートにしたり、ボールの勢いを殺して手前に落としたり、強く押してプッシュ性ショートにしたり、サイドスピンショートにしたりと幅広くショートの選択肢を持つことができます。
変化をつけたショートで相手のミスを誘い、繋ぎや甘いドライブに対してはフォアでカウンターするという展開が良いと思います。カウンターは相手のボールの回転を受けにくいため精度が高くやりやすいです。
しかし、回転系表ソフトよりもナックルになる感じはしますが、当てるだけのボールでは球速はやや遅くなります。
またテンション系と比較すると弾まないラバーであるためショートに威力は出にくいです。
そのため、ボールのスピードがやや遅いので、待たれて打たれると苦しい場面もあります。
ナックルボールが苦手な選手には有利になりますが、ナックルボールが得意な選手には思い切り打たれる展開になりやすいです。
(筆者の感想としては、ショートは一長一短ですが、体感ではややメリットの方が多い気もします。)
ナックルボールを待たれてしまう時は、プッシュ性のショートやサイドスピンショートなどの変化をつけて、相手の待ちを外すようにしましょう。
台上プレー
台上プレー(ツッツキ、ストップ、フリックなど)はかなりやりやすいです。
相手の回転の影響を受けにくく、弾みも適度なので、ボールのコントロールがしやすいです。
ツッツキやストップなどの台上プレーは回転系表ソフトよりも厳しいボールが出せる感じがします。
非テンションだから弾まなくてやりやすいです。
基本的には台上プレーで先手を取り、自分からミート打ちの速攻で攻める、もしくは相手を崩して無理のある体勢で打たせたところをナックル性のブロックで振り回す展開が得意です。
サーブ
意外とサーブが切れます。
ブロック時にナックルが出やすいので、回転がかからなそうと思うかもしれませんが、思ったより回転が掛かることもスペクトルS1の特徴の一つです。
おそらくスポンジがやや柔らかめで多少の球持ちがあるためだと思います。
相手に「スピード系表ソフトラバーなのに、こんなに切れるの?」という意外性を与えることができます。
スペクトルS1のスポンジの厚さのおすすめ
ペン表におすすめのスポンジの厚さ
ペン表の選手が使用するためのおすすめのスポンジの厚さは2.0mmになります。
2.0mmのスポンジ厚が、威力、ナックルによる変化、強打の安定性のバランスが最も良い厚さだと思います。
ペン表の選手は基本的に表ソフトラバーで「サーブ」「フォアハンド」「バックショート」「台上プレー」などの全ての技術を行う必要があります。
そのため、ペン表の選手が使用するラバーは一つの技術に特化しているよりも、様々な技術がそつなく行う事の出来るバランスの良いラバーが求められる傾向が強いです。
スペクトルS1は、今流行りのハイテンション回転系表ソフトラバーに比べてやや弾みが弱いですが、総合的なバランスに優れる扱いやすいラバーです。
そのため、スペクトルS1はペン表に向いているラバーになります。
ただし、2.0mmのスポンジでは威力不足を感じる場合もあるかと思います。
その場合は、ラバーの種類を「スペクトルS2」、「モリストSP」などのテンション型の表ソフトに変える事や、スポンジの厚さをMAXに変更してみることが良いでしょう。
スペクトルS1よりも弾みや攻撃力を重視したい場合は、スペクトルS2のレビューとモリストSPのレビューも参考にしてください。
シェークバック表におすすめのスポンジの厚さ
スペクトルS1はシェークのバック表にもおすすめのラバーです。
初心者は1.6mm、中級者以上の選手は2.0mmがオススメです。
スペクトルS1は、ブロックが止まりやすいラバーであるため、相手の強打をバックハンドのブロックで止めてナックルブロックでチャンスを作り、フォアハンドで攻撃するようなプレーに向いています。
1.6mmのスポンジは、弾みが少ないですがボールコントロールが非常によくプレーが安定しやすいことが特徴です。
また、表ソフトらしいナックルボールもスポンジの厚さが薄いと出やすくなります。
そのため、ナックルボールを活かしたプレーを身に付けるまでの間は1.6mmのスポンジがオススメになります。
中級者以上の選手は、1.6mmではボールの威力が出にくいため、2.0mmのスポンジがオススメです。
このスポンジの厚さが、ナックルボールの出しやすさと威力が最もバランスよく出やすくなります。
2.0mmのスポンジのスペクトルS1を使用して、よりスピードを出したい場合はモリストSPなどのテンション内蔵のラバーに変更し、スピードをそのまま維持しつつナックルボールを出したい場合はブースターEV、より変化を求めたい場合は変化系表のアタック8などのラバーに挑戦していくと良いと思います。
ナックルの出しやすさを残しながらスピードを高めたい場合は、ブースターEVのレビューも参考にしてください。
シェークバック表でスペクトルS1とほかのラバーを比較したい方は、シェークバック表におすすめの表ソフト5選|モリストSP・VO>102などを比較も参考にしてください。安定感を重視する場合のスペクトルS1の位置づけを、ほかの候補と比較しています。
スペクトルS1の寿命
表ソフトラバーの寿命は4~5カ月と言われています。
練習量にもよりますが、粒の表面の網目が擦れて消えてしまっているとラバーの変え時です。
表面の網目が消えると、摩擦が減ってボールに回転が掛かりにくくなり、打球に伸びがなくなります。
ただ、表ソフトラバーは長く使うほど回転が掛かりにくくなりますが、ナックルが出やすくなるといった特徴もあります。
そのため、上級者ではあえて長めにラバーを使用するなどの工夫をされている方もいるようです。
表ソフトは裏ソフトラバーよりも変え時の判断が難しいので、期間を区切って定期的に買い替えることもおすすめです。
スペクトルS1に合うラケット
スペクトルS1は、7枚合板のラケットとの相性が良いです。
木材5枚合板のラケットでも良いですが、弾みが足りなくなるため、木材7枚合板のラケットの方が相性は良いと思います。
5枚合板なら相手の攻撃を変化ショートで止めてカウンターをしていくタイプ、7枚合板なら自分からどんどん攻めていくタイプになると思います。
- ペンの7枚合板のラケットのおすすめ:日本式ペンならアクアブレード、中国式ペンならクリッパーウッド
- シェークの7枚合板のラケットのおすすめ:クリッパーウッド
ラケット側から組み合わせを検討したい方は、卓球の表ソフトラバーに合うラケット選び方ガイドも参考にしてください。
まとめ
スペクトルS1は、スピード・コントロール・ナックルのバランスが非常に良いラバーです。
バランスの良い性能と使いやすさから、多くの選手に愛されているラバーで、初心者から上級者まで、幅広いプレイヤーにおすすめできます。
特に、表ソフトを初めて使う選手や、表ソフトらしい性能をフルに生かしたい選手に最適です。
表ソフトに興味があるなら、ぜひ一度試してみて欲しいラバーです。
自分に合ったラバーを見つけることで、卓球がさらに上達すると思います。
スペクトルS1以外も含めて購入候補を最終比較したい方は、表ソフトおすすめランキング|迷った人向けの購入ガイドも参考にしてください。
この記事が参考になれば幸いです。

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