【卓球】裏面打法用の裏ソフトラバーの選び方【初心者向け】

ペンドラの選手でも、ペン表の選手でも新しく裏面打法を練習しようと考えている方も多いと思います。


私も社会人になってから裏面打法の練習を始めました。

そんな時にどんな裏ソフトラバーを張れば良いのか悩むと思います。
私も悩んでおり、卓球専門店に相談を行いました。

私の経験上、いきなり高性能な裏面ラバーを選択すると失敗して、途中で裏面打法を挫折する可能性が高いです。

私も一度は裏面打法を挫折をして、その後に色々とラケットとラバーについて勉強しました。

結論としては裏面のラバーは軽くて柔らかいラバーがオススメです
具体的にはテナジー05FXなどです。

この記事ではその理由を詳しくまとめました。

目次

【裏面にラバーを張る注意点】フォア側の打法が崩れないことが最優先

まず裏面打法の初心者にオススメしたいことはフォア側(表面)の打法が崩れないことが最優先だと思います。

フォアハンドでの攻撃や、バック側でショートやツッツキ、ストップなど今までの表面で行っていたのプレーが崩れないことが大切です。

そのための注意ポイントとしては、いきなり高性能のスピン系テンションラバーを張らないということが一つのポイントになります。
理由としては高い性能のスピン系テンションラバーは重量が重いためです。また、スポンジが硬く、スポンジが厚いラバーの方がより、片面だけの時と比べて違和感を感じると思います。

例えば日本式ペンの片面の選手が、今まで使用していたラケットの裏側にV>15エキストラの特厚を張ったとします。

まず最初に感じることはフォアハンドに大きく違和感を感じるはずです。
裏面が重くて普段のプレーをすることは困難になります。
フォアハンド、バックハンドともに打球感に強い違和感を感じると思います。

考えられる理由はラケット重量の増加です。
裏面にラバーを張ると50g程度重くなり、表面の方も今までとラケットの性能が全く変わってしまいます。

また重量に関しては重心の影響も大きいです。日本式ペンの場合は裏面にラバーを張ると重心が先端によるため、より重く感じます。
(この点については中国式ラケットを使うと若干解決できます。私は裏面打法に本格的にチャレンジするために日本式ペンから中国式ペンに変えました。)

いずれにしろ、裏面にラバーを張ると表面のプレーが崩れやすくなります。

裏面打法のラバーは柔らかく、軽いラバーが良い

この問題を解決するには、裏面打法を始めたばかりの選手はフォア面のプレーが崩れない範囲で使用できる裏面のラバーを張ることがオススメです。
具体的には可能な限りラバーの重量が軽く、やわらかいラバーが良いです。

柔らかいラバーを使うとフォアハンドの打球感が良くなるといったメリットもあります。
(裏ソフトラバーであれば、マークファイブのスポンジ極薄や、エクステンドSDのスポンジが薄いものなどが良いです。)

また、スポンジのない粒高などもおススメのラバーになります。こちらは裏面で攻撃というよりはチャンスメイクがメインですが、試合展開を変える時に使用することもできます。

裏面のラバーに慣れてきたら徐々に裏ソフトラバーの性能を上げていくと良いです。


その際には裏面ラバーの性能を上げて、高弾性ラバー<スピード系テンション<回転系テンションの順に重量が重くなり、ラケットの重量、表面の打球感覚が悪くなっていくので少しずつラバーの性能を上げていくことがオススメです。

セカンドステップとしてはプラクソン350、ヴェガエリート、テナジー05FXなどがオススメです。

プラクソン350は非常に柔らかいテンション系のラバーで、軽くて、弱いボールタッチでも良いボールが出るので、裏面打法に少し慣れてきて実践で使用しようかなと考えている選手におすすめです。


私はテナジー05FXを今でも使用しています。テナジー05FXはもちろん回転も掛かり、強い強打が打てます。裏面打法はフォアハンドと比べて速いスイングスピードが出しにくいので、テナジーのFXタイプと相性が良いです。テナジー05FX以外にもスピード重視のテナジー80FXなどもよいと思います。

十分にプレーをすることに慣れてきたら、より高性能なスピン系テンションのラバーを選ぶと良いでしょう。

ディグニクスなどなどお好きなラバーを選んでください。

また、裏面打法にチャレンジする際は、最初はどの打法を試合で使いたいか限定しておくと良いと思います。
いきなり全てのプレーを裏面で処理しようとすると、試合では裏面が全然使えなくて挫折すると思います。

まず最初は、

「バック側に来た短いサーブに対してチキータをする」

「バック側へのドライブに対して裏面のバックプッシュでのカウンターする」

「バック側へのツッツキに対して攻撃する時のみ使用する」

など、自分なりにどのプレーに対して裏面を使用するかを決めておくと良いと思います。


少しずつ試合で裏面打法を使用していると、徐々に裏面打法で出来るプレーの幅が増えてくると思います。

おすすめの裏面打法用の裏ソフトラバー


具体的なおすすめのラバーは、裏面打法にチャレンジし始めた際マークVの最もスポンジの薄いタイプ少し慣れてきたらプラクソン350の最もスポンジの薄いタイプ威力を出したいと考えるようになったらテナジー05FXがオススメです。

 

どのラバーも軽くて柔らかいという事を基準にしています。

今回上げたラバー以外でも、軽くて、柔らかいラバーであれば特に問題はないと思います。

また裏面にラバーを張ると今までと同じラケットでも打球感が変わってしまいます。そのため、全体を考慮してフォア側のラバーやラケットを変える可能性もでてきます。

裏面打法用のラバーを張る際は現在使用しているラケットの重量と、これから裏面を張ったあとのラケットの重量が何グラムになったかをキチンとメモしておくことも大切です。

まとめ

今回はオススメの裏面打法のラバーについてまとめました。
結論としては裏面のラバーは軽くて柔らかいラバーがオススメです。
具体的にはテナジー05FXなどです。


この記事が参考になれば幸いです。

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