【卓球】回転系表ソフトを使用するメリット

表ソフトラバーには、様々な種類がありますよね。


回転系表ソフトラバースピード系表ソフトラバー変化系表ソフトラバーの中でも色々な種類があり、それぞれ特徴が違います。

初めて表ソフトラバーを使おうと考えている選手や卓球を始めたばかりの選手は、数多くのラバーの中からどのラバーを選んだらよいのか悩んでしまうと思います。

そんな表ソフトラバーの扱い方に慣れていない選手には、まずは回転系表ソフトラバーがオススメです。

回転系表ソフトラバーは、表ソフトラバーの中でも裏ソフトラバーに近い性質を持つラバーで、クセが少ないことが特徴です。

まずは回転系表ソフトラバーを使ってみて、表ソフトラバーに慣れることがオススメです。

この記事では、回転系表ソフトラバーのメリットについてまとめました。

目次

代表的な回転系表ソフトラバー

回転系表ソフトは、アマチュア選手、プロ選手の中で多く使用されています。

昔から使用されている代表的な回転系表ソフトラバーといえば、スピンピップスが有名です。

※スピンピップス、TSPからVICTASへ統合の際にパッケージが新しくなりました。

スピンピップスは、表ソフトラバーの中でも、かなり回転の掛かりやすいラバーになります。

裏ソフトラバーと比べても遜色のないくらい回転がかかるため、切れたサーブが出せて、安定したドライブを打てます。

また、スピンピップスは表ソフトラバーなのでスマッシュでの攻撃もしやすく、昔から人気があるラバーでした。

他には、今流行りの回転系表ソフトラバーと言えば、テンション内蔵型の回転系表ソフトであるVO>102が人気があります。

VO>102はテンション機能を内蔵しているため、ノングルーでプラスチックボールの現在の卓球でも十分にスピードを出すことができ、回転性能、スピード性能ともに高い高性能な表ソフトラバーです。

VO>102は、使用しているトップレベルも多く、人気の表ソフトラバーです

回転系表ソフトラバーのメリットとは?


メリット①様々な技術がやりやすい

回転系表ソフトは、表ソフトの中で最も扱いやすく様々な技術がやりやすいことが特徴です。

試合で使う技術として、サーブ、レシーブ、ツッツキ、ストップ、フリック、チキータ、バックショート、ドライブ、スマッシュなどがありますが、どのような技術でもクセが少なくやりやすいです。

逆に変化系表ソフトなどは、ナックル性ショートなどは非常にやりやすいですが、フォアハンドの強打が難しかったり、サーブで下回転を掛けることが難しいといったデメリットもあります。


試合で勝つには総合力が大切で、致命的に苦手な技術があると試合に勝つのは難しくなります。

フォアハンドで強打が出来なかったら、ずっとフォア側にボールを集められて苦しい展開になりますし、下回転のサーブを出すことが出来なかったらサーブを狙い打ちにされることが多くなります。

質の高いナックル性のショートが打てたとしても、それを活かせずに相手選手に打ち込まれてしまうと、なかなか試合で勝つのは難しくなります。

そのため、一般的には総合力の高く隙の少ないラバーとして、回転系表ソフトラバー好まれる傾向にあります。

(特にペン表の選手は、片面で全てのプレーをしなければならないので、回転系表ソフトが好まれる傾向にあります。)


回転系表ソフトならば、表ソフトらしいプレーをしつつも、ドライブをしっかりかけて繋げたり、切れたサーブを出すことが出来ます。
また表ソフト特有のナックル性のロングサーブも出しやすいです。

このように、回転系表ソフトラバーならば隙の少ないプレーをすることができることが特徴です。

②裏ソフトより球離れが早い

回転系表ソフトラバーは、裏ソフトラバーよりも球離れが早く、相手のボールの回転の影響を受けにくいといった特徴があります。

回転系表ソフトはこのラバーの特徴を活かして、ドライブとスマッシュの両方を使い分けて攻めていくプレーに適しています。

具体的にはミート打ちでの強打や、ストップなどの技術が裏ソフトラバーに比べてやりやすいです。

また、表ソフトならではのナックル性のショートや、緩いドライブをした時の表ソフト特有のいやらしいクセ球を出すこともできます。

回転系表ソフトラバーのデメリット


①他の表ソフトラバーに比べるとナックルボールを出しにくい

回転系表ソフトラバーは、スピード系表ソフトラバーや変化系表ソフトラバーと比べると、ナックル性のボールが出にくいといった特徴があります。

どうしても回転系表ソフトラバーは、ラバーの性質上、フォアハンドを打つと若干の上回転が掛かりやすいです。
そのため、フォア打ちをしていても、相手選手はそれほど表ソフト特有のいやらしさを強く感じにくいと思います。

もちろん裏ソフトラバーと比べて、球離れが早かったり、ややナックルであるとは感じると思いますが、スピード系表ソフトや、変化系表ソフトと比較すると、相手選手は大きくはいやらしさを感じません。

そのため、回転系表ソフトを使用する選手は、必要に応じてナックルボールを意図的に出す必要があります。


フォアハンドでナックル性ボールを出したい時は擦らず弾くミート打ちを行い、バックショートでナックル性のボールを出すときは上から押し込むような打ち方をしてナックル性の高いボールを出す技術が必要になります。

そのような打ち方をすればナックル性のボールを組み入れつつプレーをすることが出来るようになります。

回転系表ソフトラバーはどんな人におすすめ?


基本的に回転系表ソフトはクセが少ないため、扱いやすいラバーですが、

・表ソフトを始めて使用する初心者
・表ソフトを使いこなしている中級、上級者
・ペン表ソフト前陣速攻型の選手

に特におすすめです。

特に表ソフトを始めて使用する方は、回転系の表ソフトラバーが扱いやすいと思います。

表ソフトラバーは扱いやすいラバーであるため、練習に取り組みやすいと思います。

回転系表ソフトラバーを使用していくうちに、もっと回転を掛けたプレーをしたいと思ったら裏ソフトラバーを使用すれば良いと思いますし、
ナックル性のボールを活かし、相手を崩していきたいと考えたならば、スピード系表ソフトや変化系表ソフトを使用すれば良いと思います。

初心者にオススメの回転系表ソフトとしてはスピンピップスがオススメです。

スピンピップスに慣れてきて、弾みがもっと欲しいと感じたらVO<102、回転よりもナックル性を重視したいと感じたらスペクトルS1をオススメします。

まとめ

この記事では回転系表ソフトの特徴とメリットについてまとめました。

回転系表ソフトラバーは、表ソフトラバーの中でも裏ソフトラバーに近い性質を持つラバーで、クセが少ないことが特徴です。

表ソフトラバーに慣れていない方はまずは回転系表ソフトラバーを使ってみて、表ソフトラバーに慣れることがオススメです。

この記事が参考になれば幸いです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • VICTAS以外のラバーも紹介してほしかったですね。あるとすれば、

    タマス:インパーシャルxs
    Nittaku:モリストsp
    ミズノ:ブースターSA
    ヤサカ:スピネイト
    アンドロ:ブローフィッシュ

    はおすすめです。

    • くろ様

      当ブログをご閲覧頂きありがとうございます。
      コメントをご参考にさせて頂き、今後とも表ソフトラバーの試打や調査を行って、また記事の作成を続けていきたいと考えております。
      ご助言を頂き、本当にありがとうございました。

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