卓球の表ソフトラバーに合うラケット選び方ガイド:おすすめラケットも紹介

卓球のラケットには数多くの種類があります。

その中でも表ソフトラバーユーザーは、ラバーやラケットの種類によって性能が大きく変わってしまいます。

そのため、表ソフトラバーを使用する選手は、ラケット選びも慎重に行う必要があります。

ラケットの性能や種類を理解することにより、自分のプレーをレベルアップすることが出来ます。

この記事では、表ソフトユーザー向けのシェークハンド用のラケットを紹介します。

目次

表ソフトに合うラケットとは

1. ラケットの安定性と威力

ラケットの安定性と威力について、以下のような関係があります。

  • 安定性
    • 一番安定しているのは5枚合板
    • 次に安定しているのが7枚合板
    • その次がインナーカーボン
    • 一番安定しにくいのがアウターカーボン
  • 威力
    • 一番威力が強いのはアウターカーボン
    • 次に強いのがインナーカーボン
    • その次が7枚合板
    • 一番威力が弱いのが5枚合板

2. 球離れと使用感

表ソフトに合うラケットは、球離れが良いものが良いですが、注意が必要です。

  • カーボン素材のラケット
    • 球離れがとても良いです。
    • でも、球離れが良すぎると、使いこなすのが難しいです。
    • カーボンが入っているラケットは、使いこなせれば強力な武器になりますが、自分で打っている感覚が少なくなります。
  • 木材のラケット
    • 自分の力でボールを飛ばす感覚があり、コントロールしやすいです。
    • 表ソフトの選手には木材ラケットを使う人が多いです。
    • 自分の力で打つことができるので、台上プレーや強打が安定します。

3. ラケットの選び方

ラケットの選び方は、個人のプレースタイルや好みによります。

  • 7枚合板のラケット
    • 威力と安定性のバランスが良いです。
    • 多くの選手がこのタイプを使っています。
  • カーボンのラケット
    • 弾みが良く、球離れが速いです。
    • コントロールが難しくなることがあります。
    • ミート打ちがしやすく、攻撃力が高いですが、プレーの安定性が欠けることがあります。
  • 球離れの速さ
    • 球離れが早すぎるとコントロールが難しく、安定性に欠けます。
    • 球離れが遅すぎると、ミート打ちがやりにくくなります。
    • 自分に合った絶妙な球離れの速さのラケットを選ぶことが重要です。

表ソフト用のラケットを選ぶ際には、威力と安定性のバランス、球離れの速さ、自分のプレースタイルに合ったものを選ぶ必要があります。

一般的には木材の7枚合板ラケットを使用する選手が多いです。

理由としては自分の力でボールを飛ばす感覚によって、台上プレーや強打で安定感を出しているためです。

特に表ソフトを使用している選手は裏ソフトラバーを使用している選手と比べて、自分でボールを打っている感触が大切です。

自分でボールを打っている感覚がないとプレーの安定感を出すことは難しくなります。

選手それぞれ、どのラケットが最適かは、使ってみないとわからないこともありますので、いろいろ試して自分に合ったラケットを見つけることが大切です。

表ソフト用のオススメラケット①クリッパーウッド

ここでは、初心者から上級者までオススメすることのできる表ソフト向けの使いやすいラケットとして、クリッパーウッドを紹介します。


クリッパーウッドの特徴

  • 7枚合板
    • クリッパーウッドは7枚の木を使って作られているラケットです。
    • このため、やや飛びが良いラケットです。
  • 多用途
    • クリッパーウッドは、ペン表、シェークバック表、フォア表のどのスタイルでも使いやすいラケットです。
  • バランスの良さ
    • 球持ちが良く、弾きと回転のバランスが取れているラケットです。
    • 特に7枚合板の中では球持ちが良い方です。
  • 人気のラケット
    • クリッパーウッドは表ソフトを使う選手の間でとても人気があります。
    • 表ソフト用のラケットで迷ったら、まずこのラケットを試してみると良いでしょう。
  • さらなる飛びを求めるなら
    • クリッパーウッドを試してみて、もっと弾みが欲しいと感じたら、インナーカーボンやアウターカーボンのラケットに変えてみることもできます。
  • 欠点
    • 欠点としては、少し重いところが挙げられます。
    • しかし、7枚合板なので、カーボン系ラケットよりは安定性があります。
  • 初心者から上級者まで
    • クリッパーウッドは、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるラケットです。

クリッパーウッドは、表ソフトを使う選手にとってバランスが良く、使いやすいラケットです。

表ソフトを使用する選手であれば、初心者から上級者まで幅広く使えます。

少し重いですが、使用しやすいラケットです。

もしラケット選びに悩んだら、まずはクリッパーウッドを試してみて、このラケットを基準として他のラケットを試すのも良いと思います。

 

表ソフト用のオススメラケット②アコースティックカーボン

中級者、上級者向けの選手のレベルアップのためにオススメの表ソフト用のラケット(アコースティックカーボン)を紹介します。

技術に自信のある選手にオススメのラケットです。


アコースティックカーボンの特徴

  • 5枚合板にアウターカーボン
    • アコースティックカーボンは、5枚の木とカーボンを使って作られているラケットです。
    • カーボンはラケットの外側に使われています。(アウターカーボン)
  • 実績のあるラケット
    • 伊藤美誠選手が以前使っていたラケットで、その実績があります。
  • 非常に攻撃的
    • このラケットは非常に攻撃的で、球離れが速いです。
    • ボールは弧を描かず、まっすぐ飛んでいきます。そのため決定力の高いボールを打つ事ができます。
  • ドライブには向かない
    • 球離れが速すぎるため、ドライブをしっかりかけるのは難しいです。
    • ドライブを多用するプレースタイルには向いていません。
  • 前陣でのミート打ち向き
    • 前陣でフォアハンドやバックハンドのミート打ちをする選手に向いています。
    • 伊藤美誠選手のようにラケットの飛びをコントロールする技術がある選手にぴったりです。
  • ハイリスクハイリターン
    • このラケットは非常によく弾むので、ハイリスクハイリターンな卓球になります。
    • 自分の力だけでなく、ラケットの力でボールを飛ばすことができます。
  • カーボン特有の弾み
    • カーボンの独特な弾みがあるので、好き嫌いが分かれます。
    • 性能は高いですが、癖が強いので、一度試し打ちをしてから購入するのがおすすめです。
  • コントロールが難しい
    • ラケットが勝手に飛んでいく感じがあり、自分で打っている感覚が少ないです。
    • 台上プレーも難しいです。

アコースティックカーボンは、技術のある中級者や上級者に向けた攻撃的なラケットです。

前陣でのミート打ちに優れ、ハイリスクハイリターンなプレーが可能です。

しかし、カーボンの独特な弾みに慣れるには時間がかかるかもしれません。

扱いは難しいラケットですが、伊藤美誠選手が使用していた実績のあるラケットです。

一度試し打ちをして、自分に合うかどうかを確かめてみてください。

この記事が参考になれば幸いです。

 

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