ポケモンGOのスーパーリーグにおけるミュウの技
ポケモンGOにてGOバトルリーグが始まってからもうすぐシーズン2になります。対戦の研究を行った、【ポケモンgo】スーパーリーグの初手におすすめポケモンの記事にて、ミュウが活躍できる可能性があるのではないかと気づきました。
本記事では、2020/4/21現在の最新のポケモンGOバトルリーグ内のスーパーリーグにおけるミュウのオススメの使用方法について記載してあります。
ミュウとはどんなポケモン?
ポケモンGOにおいてミュウは幻のポケモンであり、スペシャルリサーチ「幻のポケモンを追え!」にて、1つのアカウントにつき一匹のみ入手できるポケモンとなります。
スペシャルリサーチで入手したミュウの2つ目のスペシャルアタックを開放し、CPを1500ギリギリまで調整することでミュウはスーパーリーグで実用的な使用が可能になります。
(残念ながら、すでにミュウのCPを1500以上に上げてしまった場合は、現時点ではミュウをスーパーリーグで使用することはできません。)
ミュウは非常に多くの技を覚えるポケモンになります。通常技で14種類、スペシャルアタックで24種類の技を覚える事ができ、その中から技を選択することができます。そのため様々なタイプの技を使用することができ、この技の豊富さがミュウの最大の特徴になります。
GOバトルリーグで使用する場合は、自分のパーティを考慮して技を選んだり、環境に多いポケモンの対策技を覚えさせたりと、どの技を覚えされるのかを考えることがミュウを使用するうえでの一番の楽しみ方です。
スーパーリーグにおけるミュウの立ち位置
次にGOバトルリーグ内のスーパーリーグにおけるミュウの良い点と悪い点を上げていきます。
〇ミュウの良いところ
①駆け引きに優れる
ミュウを使用するだけで対戦相手に不必要なミスにて自滅を誘うことができるようになります。
理由は、ミュウが対戦相手だっ場合どんな技を使用されるのかわからず、いつもの以上にスペシャルアタックを警戒をすることになります。
そのため、ミュウがスペシャルアタックを行った際に、想定しているタイミングでシールド使わなかったり、逆に本来ならば必要ないタイミングでシールドを使ってくれる可能性が高くなります。
②技の種類が豊富
環境にあった技の豊富さもミュウの強みです。特に通常技の「シャドークロー」、スペシャル技の「ワイルドボルト」や「くさむすび」はトップクラスの性能を誇ります。これらの技に加えて、現環境で流行のポケモンに対する弱点の技を持たせることが出来ます。この技の範囲もミュウの強みになります。
③エスパータイプであり、弱点を突かれにくい
ミュウはエスパータイプですが、現環境においてエスパータイプの弱点であるゴースト、あくタイプのポケモンはそれほど多くありません。
逆に、ミュウの技の豊富さから弱点をつけるポケモンは非常に多くいます。
〇ミュウの悪いところ
①主要ポケモンと比較してステータスが少し低い
ポケモンGOのスーパーリーグにおいては、全てのポケモンがCP1500以下での対戦となりますが、同じCPであっても強さが同じわけではありません。
ポケモンが覚えている技を除いたスーパーリーグでのポケモンのステータスを表す値としてSCPと呼ばれる値があります。この値が高いほどステータスが優れていることになります。下記に主要ポケモンのステータスを示します。
SCPの評価 | |
---|---|
トリデプス | 1928 |
ブラッキー | 1867 |
レジスチル | 1788 |
マリルリ | 1775 |
ワタッコ | 1755 |
デオキシス | 1706 |
チルタリス | 1697 |
スリーパー | 1697 |
エアームド | 1667 |
ナマズン | 1644 |
ミュウ | 1524 |
ラグラージ | 1508 |
フシギバナ | 1508 |
このSCPの値からするとミュウのステータス自体は高くないことが確認できます。
そのためミュウはステータスの低さを技の種類や駆け引きによって補いながら戦う上級者向けのポケモンとなります。
②GOバトルリーグでの実用的な技は通常技で3種類、スペシャルアタックでは7種類のみしかない
ミュウは通常技で14種類、スペシャルアタックで24種類の技と非常に多くの技を覚えますが、実用的でない弱い技も多く混ざっています。
実用的な技は通常技で約3種類、スペシャルアタックでは約7種類です。
このいくつかの技の組み合わせの中から、自分のパーティにとって最適な技の組み合わせを見つけ出し、ミュウをGOバトルリーグで使用することになります。
また、技の変更には技マシンを用いますが、ミュウに覚えさせたい技がでるまで何度も技マシンを使うしかありません。
③あくタイプ、ゴーストタイプが弱点
スーパーリーグでは、あくタイプ、ゴーストタイプで使用されているポケモンは多くありませんが、ヤミラミ、ブラッキーには注意が必要です。この2匹のポケモンに対してエスパータイプであるミュウは非常に不利になります。
③解放に必要なコストが高い
ミュウは幻のポケモンであるため、スペシャルアタックの解放に必要なコストが高く、ミュウのアメ100個とほしの砂100,000が必要になります。
ミュウのアメを集める現実的な方法はふしぎなアメを使用するしかないため、大量のふしぎのアメを用意する必要があります。
ミュウの主要技についての説明
①通常技について
ミュウの通常技についての説明をしていきます。主要な通常技は「シャドークロー」、「バークアウト」、「ボルトチェンジ」の三種類になります。
下の図に性能を記します。(時間は短いほどよく、ダメージ効率とチャージ効率は高いほど強い技となります。)
タイプ | 時間 | ダメージ効率(DPT) | チャージ効率(EPT) | |
---|---|---|---|---|
シャドークロー | ゴースト | 2 | 3.00 | 4.00 |
バークアウト | あく | 3 | 1.67 | 4.34 |
ボルトチェンジ | でんき | 4 | 3.00 | 4.00 |
GOバトルリーグにてミュウを使用しているプレイヤーの中で、この3種類の技の中で最も使用頻度の高い技はシャドークローだと思います。
シャドークローとバークアウトを比較した場合、バークアウトの方がわずかにチャージ効率に優れますが、ダメージ効率に大きく勝るシャドークローの方が使い勝手が良いです。
シャドークローとボルトチェンジを比較した場合、ダメージ効率とチャージ効率が同じため、同じ性能に見えますが、シャドークローの方が時間が短いです。
通常技の時間が短い方がスペシャルアタック発動まで間隔がわずかに短くなり、早くスペシャルアタックが攻撃できるようになります。また、交換を行いたいときのタイムラグも短くなるため、時間が短い方が優秀な技と言えます。
それぞれの技のタイプについては一長一短がありが、ゴーストタイプシャドークローのが最も使い勝手は良いです。
ゴーストタイプが無効となるノーマルタイプは現在のスーパーリーグではほとんどいないためです。逆にこうかが抜群となるゴーストタイプやエスパータイプはそれなりに多くいます。
(スリーパーやデオキシスには通常技のシャドークローだけで有利に戦うことが出来ます。)
でんきタイプとなるボルトチェンジは人によって好みが分かれる技だと考えられます。スーパーリーグで大活躍しているマリルリなどの水タイプや、エアームドをはじめとする飛行タイプには効果が抜群ですが、ナマズンやラグラージなどのじめんタイプには無効となるためダメージがかなり少なくなります。
ボルトチェンジを選ぶかどうかは、自身のパーティの組み合わせやプレイヤーの好みが分かれると思います。
②スペシャルアタックについて
スペシャルアタックについて主要な技の7種類を比較して説明していきます。主要な技7種類は「ドラゴンクロー」「サイコショック」「いわなだれ」「ワイルドボルト」「くさむすび」「れいとうビーム」「オーバーヒート」になります。
(「げんしのちから」も強力な技でしたが、アップデートにより弱体化したため比較から外しています。)
下の図に性能を記します。威力とダメージ効率が高く、ゲージ消費が短い技ほど強い技となります。
威力 | 消費 | ダメージ効率 | 効果抜群時のダメージ効率 | |
---|---|---|---|---|
ドラゴンクロー | 50 | 35 | 1.43 | 2.29 |
サイコショック | 84 | 45 | 1.87 | 2.99 |
いわなだれ | 80 | 45 | 1.78 | 2.84 |
ワイルドボルト | 90 | 50 | 1.80 | 2.88 |
くさむすび | 90 | 50 | 1.80 | 2.88 |
れいとうビーム | 90 | 55 | 1.64 | 2.62 |
オーバーヒート | 130 | 55 | 2.36 | 3.78 |
スペシャルアタックの詳細解説
それぞれの技について解説していきます。
①ドラゴンクロー(タイプ:ドラゴン)
オススメ度★★★★☆
ドラゴンクローはミュウの所持しているスペシャルアタックの中でも素早く攻撃のできる技になります。ただ威力は少し抑え抑えめです。
素早く繰り出せる特徴を活かし、何度もドラゴンクローを連発することで相手のシールドを剥がしたり、駆け引きによって他のスペシャルアタックを放つことに向いています。また、ミュウがやられそうなときにゲージが溜まっているままやられる「ゲージの抱え落ち」も少なくなります。
また、ドラゴンタイプの技になるため主要ポケモンの一匹である「チルタリス」に対して効果抜群になり、有利にバトルを進めることが出来ます。
デメリットとしては、ドラゴンタイプのチルタリス以外の主要なポケモンに対して効果抜群をにならないことと、技のダメージ効率が低いことが上げられます。
シャドークロー&ドラゴンクローの組み合わせでは、「チルタリス」には有利ですが、「マリルリ」「ナマズン」「フシギバナ」「レジスチル」「エアームド」「ワタッコ」には不利になります。
②サイコショック(タイプ:エスパー)
オススメ度★★★★☆
サイコショックはミュウの技の中でダメージ効率と消費のバランスが最も良い技です。
その理由としてミュウ自身もエスパータイプであり、技とタイプが一致となるため威力が高くなるためです。ゲージ消費も45と低く、使い勝手の良い技となります。またエスパータイプの技は現在のスーパーリーグの環境では効果がいまひとつになることが少ないこともメリットです。弱点をつける主要ポケモンとしてはドグロック、フシギバナ、ゴーストなどのポケモンがいます。特にドクロックには二重弱点を突くことができます。
デメリットとしては、弱点をつけるポケモンがそれほど多くない事などがあげられます。
③いわなだれ(タイプ:いわ)
オススメ度★★★☆☆
いわなだれもダメージと消費のバランスが良い技となります。いわなだれではチルタリスに対して効果抜群をとることができます。エアームドに対しては等倍です。
デメリットとしては、弱点をつけるポケモンがそれほど多くない事などがあげられます。
④ワイルドボルト(タイプ:でんき)
オススメ度★★★★★
ワイルドボルトもダメージと消費のバランスの良い優秀な技となります。ワイルドボルトはミュウの主力技の一つとして考えてよいでしょう。
(後述のくさむすびとタイプ以外の性能、「威力」「消費」は同じになります。)
電気タイプの技は、現在のスーパーリーグの環境では効果抜群を取れる相手が非常に多いです。マリルリをはじめとする水タイプや、エアームドなどの飛行タイプに対しても有利に戦うことができます。マンタインには二重弱点を突くことができ、レジスチルには等倍でダメージを与えられます。
シャドークロー&ワイルドボルトの組み合わせでは、「マリルリ」「エアームド」には有利ですが、「レジスチル」に対しては互角、「チルタリス」に対してはやや不利、「ナマズン」「フシギバナ」「ワタッコ」には不利になります。
⑤くさむすび(タイプ:くさ)
オススメ度★★★★★
くさむすびもワイルドボルトと同じ性能で、ダメージと消費のバランスの良い優秀な技となります。そのためミュウの主力技の1つと考えてよいと思います。
草タイプの技も、現在のスーパーリーグで効果抜群を取れる相手が多く存在します。マリルリなどの水タイプや、ナマズンやラグラージやマッギョなどのじめんタイプにも効果抜群をとることができるのは大きなメリットです。
とくにナマズンやラグラージに対して2重弱点になっている点は大きなアドバンテージになります。
シャドークロー&くさむすびの組み合わせでは、「マリルリ」「ナマズン」には有利ですが、「レジスチル」チルタリス」「フシギバナ」「ワタッコ」「エアームド」には不利になります。
⑥れいとうビーム(タイプ:こおり)
オススメ度★★★★★
今最も注目するべき技は、れいとうビームです。
ここ最近のアップデートにより、草タイプの技であるタネマシンガンが大幅に強化されました。その影響によりワタッコやジュカインといった草タイプのポケモンが大幅に強化されています。その草タイプに対して弱点を突くことのできる氷タイプの技に大きく注目が集まっています。
れいとうビーム自体はくさむすびやワイルドボルトと同じ威力ですが、必要なエネルギーが大きいためややダメージ効率の落ちる技となりますが、それを補う以上に氷タイプの技に魅力があると考えています。
また、「ワタッコ」「チルタリス」「トロピウス」といった強力なポケモンに対して二重弱点となっている点も大きなアドバンテージです。
シャドークロー&れいとうビームの組み合わせでは、「ワタッコ」「チルタリス」にはには有利ですが、「エアームド」と互角、「ナマズン」「フシギバナ」にはやや不利、「マリルリ」「レジスチル」には不利になります。
(シュミレーションの結果では、チャージ速度の関係でフシギバナにはやや不利との結論を得ています。)
⑦オーバーヒート(タイプ:ほのお)
オススメ度★★★★☆
ミュウの技の中でダメージ量が最大であり、ダメージと消費のバランスが圧倒的に最高値です。ただし、オーバーヒートを攻撃した後は攻撃力が二段階ダウンしてしてしまいます。
一見するとロマンだけを感じて実用性が低いのかと考えてしまいますが、シャドークローのチャージ速度の速さや、ミュウの技範囲の広さ、スーパーリーグにてはがねタイプとくさタイプが流行っている現状を考えると実用性は十分に考えらます。
ほのおタイプは効果抜群を取れる相手が多く、特に最近強化された草タイプに対して非常に有効です。
ただ、シュミレーションの結果ではオーバーヒートを攻撃した際に、フシギバナは一撃で倒せますが、ワタッコには7割、レジスチルには7割、エアームドには8割しか削ることが出来ませんでした。
特に現環境に君臨をしているレジスチルを倒すためには、「オーバーヒート2発」もしくは、「攻撃力が下がっていない状態のシャドークロー12~13回+オーバーヒート一発」が必要になります。
オーバーヒートがいかに奇襲になるとはいえ、あきらかにゲージが溜まっているにもかかわらずずっとシャドークローを連発していたらオーバーヒートを狙っていることがバレバレだと考えられるため、オーバーヒートを使いこなすためには何かしらの戦略が必要になることでしょう。
シャドークロー&オーバーヒートの組み合わせでは、「エアームド」には有利ですが、「レジスチル」「ワタッコ」と互角、「フシギバナ」にはやや不利、「チルタリス」「マリルリ」「ナマズン」には不利になります。
(ただし、オーバーヒートは使い勝手の難しい技なので1度目のオーバーヒートが当たるかが勝敗を大きく分けます。)
スペシャルアタックのオススメ組み合わせ
ここからはスペシャルアタックの組み合わせについての解説をしていきます。(通常技はシャドークローに固定します。)
その前に主要な技の7種類「ドラゴンクロー」「サイコショック」「いわなだれ」「ワイルドボルト」「くさむすび」「れいとうビーム」「オーバーヒート」の中で役割が重なる場合があります。
特に「ドラゴンクロー」と「れいとうビーム」は、どちらの技もチルタリスに対して有効な組み合わせであり役割が重なってしまっています。
またオーバーヒートとれいとうビームは「対草タイプ」という点で役割が重なっているため、この組み合わせを除外します。
それ以外でスペシャルアタックを2つ持った場合にどのポケモン勝てるかをシュミレーションした結果を記します。
勝敗 | 対マリルリ | 対レジスチル | 対チルタリス | 対ナマズン | 対エアームド | 対フシギバナ | 対ワタッコ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドラゴンクロー | ワイルドボルト | 3勝3敗 | 〇 | △ | 〇 | × | 〇 | × | × |
ドラゴンクロー | くさむすび | 3勝4敗 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | × |
ドラゴンクロー | オーバーヒート | 2勝3敗 | × | △ | 〇 | × | 〇 | × | △ |
ワイルドボルト | くさむすび | 3勝3敗 | 〇 | △ | × | 〇 | 〇 | × | × |
ワイルドボルト | れいとうビーム | 4勝2敗 | 〇 | △ | 〇 | × | 〇 | × | 〇 |
ワイルドボルト | オーバーヒート | 2勝3敗 | 〇 | △ | × | × | 〇 | × | △ |
くさむすび | れいとうビーム | 4勝2敗 | 〇 | × | 〇 | 〇 | △ | × | 〇 |
くさむすび | オーバーヒート | 3勝2敗 | 〇 | △ | × | 〇 | 〇 | × | △ |
もっとも勝率の高い組み合わせは「ワイルドボルト&れいとうビーム」もしくは「くさむすび&れいとうビーム」となりました。
ただもちろんこの表以外にも強いポケモンはたくさんいるのでこの表がすべてではありません。
また自分のパーティとの組み合わせから最適な技構成を考えるのもありだと思いますが、上記の表を参考にしてください。
他に上記の表からわかることを2点書いていきたいと思います。
①ミュウは大概の場合、ワイルドボルトかくさむすびのどちらかを覚えているためマリルリには有利に戦える。
②どの技構成であってもフシギバナには勝てず、レジスチルには苦戦を強いられる。
などのことが考えられます。
ミュウを使ったスーパーリーグでの使用感
次にミュウを使ったスーパーリーグでの使用感を記載します。これはシュミレーション結果ではなくあくまで私の体感となりますのでご承知ください。
対マリルリ
かなり有利に立ち回ることができます。
スペシャルアタックのくさむすびを一回攻撃すると、マリルリのHPの半分くらい削ることができます。
また、こちらのミュウが「シャドークロー&くさむすび」の組み合わせの場合、とマリルリ側の最速のスペシャルアタックの「あわ&れいとうビーム」の組み合わせよりも、くさむすびの方が攻撃が早いので安定して勝つことが可能です。
ミュウの方がスペシャルアタックが早いので、同じ回数のシールドを使った場合は勝てる可能性が非常に高いです。
対デオキシス
デオキシスと対峙した際も明確に有利な対面になります。
デオキシス側のカウンターはミュウにはいまひとつであり、ミュウのシャドークローはデオキシスに抜群を取れます。通常技のシャドークローのみで有利に立ち回ることができます。
対ナマズン
二重弱点のくさむすびを持っている場合、とミュウ側が有利に感じますが、もしくさむすびを持っていてもそこまで有利に運ばないケースが多々あります。
理由としてはナマズン側はくさむすびを警戒しているため、シールド使ってくる可能性がかなり高いためと、ミュウの耐久が引くためナマズンのどろばくだんのダメージが大きいためです。
体感ではくさむすびを警戒されるため、8割くらいの確立でミュウの初回のスペシャルアタックシールドをされている感じがします。
そのため、一回目のスペシャルアタックにくさむすび以外を放ち、二回目のスペシャルアタックでくさむすびを放つという戦略も有効です。
また、最初のポケモンとしてミュウとナマズンが対峙した場合ですが、ミュウはどろばくだん3回で倒されてしまいますが、3回目のどろばくだんより早くミュウの2回目のくさむすびを打つことができますので、覚えておきましょう。
対チルタリス
ドラゴンクローもしくはれいとうビームがなければミュウ側はかなり不利な印象です。素直に交換した方がよいかもしれません。
いわなだれが効果抜群ですが、半分程度しかダメージを与えることができません。そしてミュウは耐久力がないためチルタリスのりゅうのいぶきでゴリゴリと削られていくのがとても苦しいです。
お互いにシールドさえなければれいとうビームやドラゴンクローがあれば有利な対面となりますが、相手にシールドがあった場合、ミュウは耐久力が低いのでれいとうビームを持っていたとしてもそれほど有利に感じられないかもしれません。
対レジスチル
ワイルドボルトもしくはオーバーヒートがなければミュウ側が不利な印象です。
ただし、ワイルドボルトかオーバーヒートのどちらかの技があれば駆け引き次第では十分に勝つことが出来ます。
また、ミュウはエスパータイプであるため、レジスチルの「きあいだま」を交代受けする際にミュウ対レジスチルの対面になる場合があります。ミュウを使用している場合はミュウ対レジスチルの対面になりやすいことを覚えておくと良いと思います。
その際、ミュウの技がくさむすびやれいとうビームのみであった場合ははがねタイプであるレジスチルには大きく不利になってしまうので注意しましょう。
以上となります。
まとめ
ミュウの技は相手にとって非常に読みずらいため、どんな技が出てくるかわかりません。そのため、本来ならばシールドを使うタイミングでスペシャル技が効果抜群で当たり逆転に繋がることが良くあります。そのため、勝率が高くなったとも感じています。
駆け引きが重要となるgoバトルリーグではミュウは実際の性能よりも強く感じるポケモンだと考えられそうです。
今回の記事がご参考になれば幸いです。
・・・おまけ・・・
最後に、私のミュウを研究してきた経緯を書いていきます。
最初がミュウを使い始めて技の組み合わせは「シャドークロー、くさむすび、サイコショック」の組み合わせでした。
理由としてはミュウをゲットした段階でくさむすびを覚えていたので、通常技をシャドークローに変更し、当時サイコショックの技修正が行われて、強化されたためサイコショックを覚えさせました。
しかし、2020年1月にGOバトルリーグが始まることになり、この技の構成では最初にミュウを出した場合、主要ポケモンであるマリルリに勝てますが、チルタリスとレジスチルに負けるという構成でした。
特にサイコショックは優秀な技ですが、現環境に適しているとは言えない、といいますか、サイコショックを使っても有利になれるポケモンが少なことがネックでした。
(環境上位のポケモンで唯一効果抜群をとれそうなフシギバナにも、シャドークロー、サイコショックの組み合わせでも勝てないことがシュミレーションで確認できました。)
そのため、ミュウの技の研究を開始し、サイコショックをげんしのちからに変更し、GOバトルリーグシーズン1を迎えました。その際、先発レジスチル、マリルリ、ミュウの組み合わせでレート2500付近で7割近くの勝率を重ねることが出来ました。
(当時はレジスチルを先発にし、レジスチルが出し負けた時(例えばナマズンやデオキシス)に即座にミュウに交換する。その後、ミュウに勝てそうだと思って出してくるポケモン(チルタリス等)を技3のげんしのちからで対抗する戦術を取っていました。
しかし、GOバトルリーグシーズン1の途中にてげんしのちからが大幅に弱くなってしまったため、今回新たに研究を重ねました。
(ちなみに私は現在、「シャドークロー&ワイルドボルト&れいとうビーム」 の組み合わせです。)
これからもミュウの技の研究を続けていきますので、また情報を更新していきたいと思います。
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