卓球には数多くのラバーがあり、特に裏ソフトラバーには種類が多くあります。
裏ソフトラバーの中でも、上級者向けのラバーや初心者向けのラバーなどの違いがあります。
この記事では、初心者向けのペンホルダーの裏面打法用のラバーを紹介します。
裏面用ラバーの選び方のポイント
裏面でも攻撃的なプレーをする場合、回転とスピードのバランスが良く、軽くて柔らかいラバーが適しています。
ペンはシェークよりも持ち手に負担が掛かるため、軽めのラバーを選ぶ方がプレー全体として安定しやすくなります。
特に、粘着系ラバーや回転重視のテンション系の裏ソフトラバーは、非常に重いため、フォア側でのプレーに悪影響が出る可能性が高いです。
まずは軽めのラバーを張って、裏面がある状態でのプレーに慣れた段階で少しずつラバーを変更することをオススメします。
また、一般的に裏面打法ではスポンジの柔らかいラバーが選ばれます。
理由としては、スポンジが柔らかい方が軽く、威力のあるボールを打てるためです。
一般的にはペンの裏面はフォアハンドやシェークの裏面に比べて、速いスイングスピードで強打をすることが難しいです。
そのため、遅いスイングスピードでも質の高いボールを打つために柔らかめのスポンジが適しています。
ここからは、裏面をこれから始める初心者向け、裏面打法を上達しようとしている選手向けのラバーを紹介します。
裏面打法向けのオススメのラバー
①マークV
非常に歴史のある高弾性裏ソフトラバーです。
高弾性ラバーであるため軽いことが特徴です。
スピン、スピード、コントロールのバランスが非常に良いです。
スポンジの厚さの種類も多いため、まずは初めての裏面用のラバーに向いています。
②エクステンドSD(YASAKA)
非常に柔らかいテンション系の裏ソフトラバーです。
テンション系であるためマークVよりは弾みます。
このラバーもスピン、スピードコントロールのバランスが非常に良いです。
軽くて裏面を始めたばかりの選手に向いているラバーです。
③プラクソン350(andro)
プラクソンシリーズで最も柔らかいラバーです。
エクステンドSDよりは弾み、回転も掛かる印象です。
スピン、スピード、コントロールのバランスが非常によく、軽いスイングスピードでも質の高いボールを打つことが出来ます。
このラバーも軽く、スポンジが非常に柔らかいため裏面初心者でも使いやすいラバーです。
④VJ>07 Limber(VICTAS)
今回紹介した4種類の中では最も高性能なラバーです。
マークV、エクステンドSD、プラクソン350では物足りなくなった選手に次にオススメしたいラバーです。
裏面用のラバーとして人気のあったレガリスレッド(廃版)に性能の近いラバーです。
軽くてスピードも出て回転が掛かる裏面向きのラバーで、スポンジが柔らかめのため安定した打球感が特徴です。
これらのラバーはどれもオススメなラバーですが、可能であれば実際に試打して感触を確かめることが最善です。
友人やクラブのメンバーに借りて打ってみるのも良い方法だと思います。
裏面打法のスポンジの厚さのオススメは?
初心者から中級者向けとして、スポンジの厚さは中か厚がオススメです。
理由としては、この厚さはコントロール性を重視しつつ、適度なスピードと回転を出しやすいためです。
初心者から中級者のプレイヤーにとっては、ボールのコントロールがしやすく、安定したプレーが可能です。
中級者から上級者向けとしては、スポンジの厚さは特厚かMAXがオススメです。
理由としては、スピードとスピンを重視したプレーが多くなり、より攻撃的なプレーや強力なドライブを行わなければ得点に繋がらなくなるためです。
上級者ほど、技術が安定しており、厚いスポンジのラバーでもしっかりとコントロールすることができます。
強力なドライブやスマッシュを得意とする選手は、上達するにしたがって厚めのスポンジに変更していきます。
まとめ
裏面打法用に軽いラバーを選択することは、スピードや回転を重視しつつ、ラケット全体のバランスを取りやすくなります。
この記事では、裏面打法用のオススメラバーを紹介させて頂きましたが、自分のプレースタイルや感触に合ったラバーを選んでみてください。
卓球用品店で実際に触れてみることや、直接ショップでアドバイスを受けることも有効だと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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