卓球初心者必見!マークVラバーの特徴と選び方ガイド

卓球用のラバーには数多くの種類があります。

特に裏ソフトラバーは数が多く、卓球初心者はラバー選びに悩むと思います。

マークファイブ(マークV)は初心者でも扱いやすいラバーで、基本技術を覚えるには最適のラバーです。

この記事では、初心者向きの裏ソフトラバーのマークVを紹介します。

目次

マークVってどんなラバー?

YASAKAから1969年に販売がされた歴史のある裏ソフトラバーです。

発売後、改良やバージョンアップが行われ、数多くの種類があり、現在でも人気のある卓球ラバーになっています。

マークVは、総合的なバランスが高く、初級者~中級者レベルでの使用に適している扱いやすい高弾性ラバーです。

マークVの特徴としては、攻撃用ラバーでありながら弾み過ぎず、スピンとコントロールに優れため初心者に向いているラバーです。

サーブやドライブなどの打球時に十分な回転をかけることができます。また、打球時のコントロールに優れる特徴があります。

また、ラバーが柔らかく、打球時にある程度弾みますが、過剰に弾み過ぎることがなく、適切であり相手コートにしっかりと収めることができます。

ラバーにクセが少なく扱いやすいため、初心者から中級者、上級者まで幅広く使用されています。

マークVは扱いやすいラバーであるため、特に初心者にとってはラバーの操作がしやすことがメリットになり、基本的な技術を習得するために適しています。

また、マークVは幅広いプレースタイルに対応できるオールラウンドな性能を持っています。

前陣での攻撃的なプレーもしやすいですし、ブロックなどの守備的なプレーも安定しやすく、ドライブ攻撃型の選手にとってはさまざまなプレーがしやすいことが特徴です。

台上技術もやりやすく、しっかりとドライブの回転も掛かります。

ラバーとしての球持ちや引っ掛かりは良い方です。そのため、ドライブなどの回転を掛ける練習には最適なラバーでもあります。

また、マークVはクセが少なく安定した性能であるため、プレーのミスを減らすのに役立ちます。

試合においても、ブロックや攻撃打法の安定感を武器にして試合をするプレイヤーに向いています。

これらの特徴から、マークVが多くの卓球プレーヤーに愛され、長年にわたって人気を維持しています。

マークVの重量は?

マークVは裏ソフトラバーの中でも軽量な部類です。他のラバーと比較すると、一般的に多く使用されるテナジー05の重量は約70gであり、マークVは約61gになります。(スレイバーは約62g)

マークVとスレイバーの比較

マークVとスレイバーは、両方とも人気のある高弾性の裏ソフトラバーであり、特徴としてはかなり似ています。

一般的には、マークVはスレイバーよりやや柔らかく回転と安定感があると言われています。

対してスレイバーは、スピンとスピードに優れているため、やや攻撃的なプレーをしたい選手に向いています。

マークVに向いている選手

マークVは卓球を始めたばかりの基礎を身に付けたい初心者の選手に向いているラバーです。また、男子選手よりは前陣でミート打ちを多用する女子選手の方が向いています

スピンとコントロールを重視したラバーであり、扱いやすさと安定性があります。

このような扱いやすいラバーを最初に使用することにより、フォームが安定しやすく、卓球を上達するために足かせとなる変なクセがつきにくくなります。

そのため、まずは安定感のあるマークVを使用して、下回転サーブ、ドライブ、ツッツキなどの台上プレー、ブロックなどの基礎的な技術を高めることがオススメです。

また、マークVはラバーとして安定感があるため、ミート打ちやブロックもやりやすいラバーになっています。

特にミート打ちについては、安定感のあるラバーのため、他の裏ソフトラバーよりも軌道が安定しやすいことが特徴です。対下回転のミート打ちは少し難しいラバーになりますが、前陣でのミート系の打法での得点はしやすいラバーになります。

このような特徴を活かして、レディースの選手や、女子中学生の選手などにはとても扱いやすいラバーになると思います。

マークVのスポンジはどれがオススメ?

マークファイブの重量は軽いため、基本的には悩んだら厚めのラバー(2.0mm)で良いと思います。

マークVのスポンジには、いくつかの異なるスポンジの厚さがあります。どのスポンジが最適かは、個々のプレースタイルや好みによって異なりますが、一般的には以下のようなポイントで使い分けています。

2.0mmのスポンジは、中間の厚さであり、スピードとコントロールのバランスが良いです。特に初心者や中級者に人気があります。

1.8mmスポンジ: 1.8mmのスポンジは、やや薄めであり、コントロールが重視されます。スピンやショットの精度を高めたい場合に選択されることがあります。

また重量が軽いため、ペンの裏面打法用のラバーとしても適しています。

MAXの厚さのスポンジは、より速いボールスピードや強力なスピンを生み出しますが、コントロールが難しくなる傾向があります。

とはいえ、テンション系のラバーと比較した場合、MAXの厚さでも威力は抑えめのため、厚めのラバーでも比較的使用しやすいと思います。

どのスポンジが最適かは、自分のプレースタイルや好みによって異なります。初めて購入する場合は、中間の厚さのスポンジ(2.0mm)から始めて、自分に合ったものを見つけるのが良いと思います。

マークVの欠点は?

マークVは扱いのしやすいラバーですが、欠点もあります。

テンション系ラバーと比べるとパワーに欠ける

マークVはコントロールを重視した高弾性ラバーであるため、テンション系ラバーに比べると強打をした時のスピードや回転などの威力が劣る傾向にあります。これはラバーの性能上、どうしても差が出てしまいます。

前陣でプレーをしている際は、テンション系ラバーと比較して差は感じにくいかもしれませんが、レベルの上がった男子選手が中陣、後陣からドライブの引き合いをするとパワー不足が目立ちます。

威力を重視して、中陣からダイナミックなプレーを目指す選手にとっては、テンション系のラバーを使用した方が良いと思います。

そのため、マークVは扱いやすいラバーですが、自分のプレーのレベルが上がってきて、特定のプレースタイルや戦術に特化したい場合は、別のラバーを選択する方が良いかもしれません。

これらの欠点は、マークVに限らず全てのラバーには一長一短の特徴があるため、プレーヤー好みやニーズによって自分にとっての最適なラバーを選ぶと良いと思います。

自分の技術がレベルアップして、マークVを変更して、少し柔らかめで威力の出るラバーに変更することもオススメです。

具体的には、マークVからステップアップするためのテンション系ラバーとしては、ロゼナなどがオススメです。

まとめ

マークファイブは初心者でも扱いやすいラバーで、女子選手やこれから基本技術を覚える初心者には最適のラバーです。


是非、一度マークVを試して頂けると嬉しいです。

この記事が参考になれば幸いです。

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