結論|表ソフトでも回転はかかる
表ソフトは回転がかかります。
ただし、どの表ソフトを使うかによって、回転のかけやすさは大きく変わります。
変化系表ソフトやスピード系表ソフトでは回転量が控えめになりやすい一方で、VO>102やモリストSP AXのような回転系表ソフトでは、従来の表ソフトのイメージよりかなり回転がかかります。
そのため、
「表ソフトは回転がかからない」
と一括りに考えるのは正確ではありません。
実際には、
- サーブも回転がかかる
- ツッツキも回転がかかる
- ドライブも打てる
- ストップも回転がかかる
という特徴があります。
ただし、回転量だけを比較すると裏ソフトの方が有利です。
表ソフトは、
- 回転
- ミート打ち
- ナックル変化
を組み合わせて戦うラバーだと考えると理解しやすいです。
なぜ「表ソフトは回転がかからない」と言われるのか
裏ソフトより回転量が少ないから
最も大きな理由はこれです。
表ソフトでも回転はかかります。
しかし、同じ技術を使った場合、
裏ソフト
>回転系表ソフト
>スピード系表ソフト
>変化系表ソフト
という順番で回転量が少なくなる傾向があります。
そのため、裏ソフト経験者が表ソフトを使うと、
「思ったより回転がかからない」
と感じることがあります。
これが、
「表ソフトは回転がかからない」
という誤解につながっています。
ナックル性のボールが出やすいから
表ソフトは粒の構造上、ナックル性のボールが出やすい特徴があります。
特に、
- ブロック
- ミート打ち
- プッシュ
では回転量が少なくなりやすく、相手から見るとボールが揺れたり失速したりして見えます。
この印象が強いため、
「表ソフトは回転がかからないラバー」
と思われることがあります。
ミート打ち主体の選手が多いから
表ソフト選手はミート打ちを多用します。
ミート打ちは回転をかける技術ではなく、ボールを弾く技術です。
そのため、
表ソフト選手
=ミート打ち主体
というイメージから、
表ソフト
=回転がかからない
という誤解が生まれやすいです。
表ソフトでも回転はかけられる
サーブ
表ソフトでもサーブは回転がかかります。
もちろん裏ソフトほどではありませんが、
- 下回転サーブ
- 横回転サーブ
- 横下回転サーブ
などは十分使用可能です。
実際に上級者の表ソフト選手は、サービスから得点することも珍しくありません。
ツッツキ
ツッツキも回転がかかります。
特に回転系表ソフトでは、裏ソフトに近い感覚でツッツキができます。
表ソフトだからといって、ツッツキができないわけではありません。
ドライブ
これもよく誤解されます。
表ソフトでもドライブは打てます。
特に最近主流の回転系表ソフトはドライブ性能が高く、
- VO>102
- モリストSP
- ラクザPO
- スペクトルS1
などはドライブを使う前提で設計されています。
回転系表ソフトなら、かなり回転はかかる
ここで重要なのが、どの表ソフトを選ぶかです。
一口に表ソフトと言っても、スピード系・回転系・変化系では回転のかけやすさが大きく違います。
特に、VO>102 やモリストSP AX のような回転系表ソフトを使うと、従来の表ソフトのイメージよりかなり回転がかかります。
さすがに、テナジーやディグニクスのようなハイエンドの裏ソフトラバーほど強い回転がかかるわけではありません。
しかし、マークVのような昔ながらの高弾性裏ソフトラバーに近いくらいの回転はかかる印象があります。
そのため、
「表ソフトだから回転がかからない」
と一括りに考えるのは、かなり雑な理解です。
現在主流の回転系表ソフトは、表ソフトでありながらドライブやサービスでも十分に回転を使えます。
つまり、表ソフトで回転を使えるかどうかは、技術だけでなく、どの表ソフトを選ぶかにも大きく左右されます。
表ソフトの3分類|スピード系・回転系・変化系
現在の表ソフトは大きく分けると
- スピード系表ソフト
- 回転系表ソフト
- 変化系表ソフト
の3種類があります。
スピード系表ソフト
特徴
- ミート打ちが得意
- 直線的な打球
- 前陣速攻向き
代表例
- スペクトル
- VO>101
回転系表ソフト
特徴
- 回転をかけやすい
- ドライブが打ちやすい
- 最も万能
代表例
- VO>102
- モリストSP
- ラクザPO
- スペクトルS1
現在はこの回転系表ソフトが主流です。
変化系表ソフト
特徴
- ナックルが出やすい
- 相手を崩しやすい
- 扱いは難しい
代表例
- ドナックル
- アタック8
裏ソフトと表ソフトの回転量の違い
回転量だけなら裏ソフトが有利です。
しかし、表ソフトには別の強みがあります。
| 項目 | 裏ソフト | 表ソフト |
|---|---|---|
| 回転量 | ◎ | ○ |
| 回転の影響の受けにくさ | △ | ◎ |
| ミート打ち | △ | ◎ |
| 前陣速攻 | ○ | ◎ |
| ナックル変化 | △ | ◎ |
表ソフトは、
回転量で勝負するラバーではなく、
回転・スピード・変化を組み合わせて戦うラバー
と考えると分かりやすいです。
実戦では回転だけでなくミート打ちやナックルも使う
表ソフトだからといって、
すべてミート打ちをするわけではありません。
実際には、
- ドライブ
- ミート打ち
- ブロック
- ツッツキ
- ストップ
を使い分けます。
特に回転系表ソフトでは、
ドライブで安定させながら、チャンスボールをミート打ちで決める
という戦術が非常に多いです。
そのため、
「表ソフト=回転がかからない」
ではなく、
「表ソフト=回転も使えるが、回転だけに頼らないラバー」
と理解するのが実戦的です。
まとめ|表ソフトは回転がかからないラバーではない
表ソフトは回転がかかります。
ただし、裏ソフトほどの回転量は出ません。
そのため、
「表ソフトは回転がかからない」
と言われることがありますが、これは誤解です。
実際には、
- サーブも回転がかかる
- ツッツキも回転がかかる
- ドライブも打てる
- 回転系表ソフトも存在する
という特徴があります。
表ソフトは、
回転・ミート打ち・ナックル変化
を組み合わせて戦うラバーです。
回転だけで評価するのではなく、表ソフト全体の特徴として理解することが大切です。
この記事は「筆者(私)の個人的な感想・経験」に基づく面もあります。
卓球の用具選びは感覚の個人差が非常に大きいため、
あくまで参考の一つとして読んでいただければと思います。
