表ソフトラバーを選ぶ時に、かなり迷いやすいのがニッタクのモリストSPとVICTASのVO>102です。
どちらも人気の高いテンション系表ソフトで、スピードもあり、回転もかけやすく、前陣で攻める選手に向いています。
ただし、実際に使ってみると方向性はけっこう違います。
迷った場合は、まず次の基準で選ぶと失敗しにくいです。
ペン表で、前陣からミート打ちやナックルで攻めたいならモリストSP。
シェークフォア表や、シェークバック表で、裏ソフトからの移行で安定感を重視したいならVO>102。
どちらも人気の高い表ソフトなので、最終的には「表ソフトらしさを重視するか」「安定感を重視するか」で選ぶのがおすすめです。
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特に、ペン表で「表ソフトらしく前で叩きたい」ならモリストSP。
フォア表やシェークのバック表や、裏ソフトから表ソフトへ移行して「まず安定して入れたい」ならVO>102が候補になります。
最初に前提として、モリストSPとVO>102はどちらも良いラバーです。
そのため、「どちらを選んだら絶対に正解か」というよりも、自分の打ち方や戦型に合う方を実際に使って選ぶのが一番確実です。
特に表ソフトは、ラケット、厚さ、打ち方、スイングスピードによって感じ方が大きく変わります。
レビューや比較記事を読んで考えることも大切ですが、自分で買って試しに使ってみるのが最もおすすめです。
この記事では、モリストSPとVO>102の違いを整理しつつ、最初に試すならどちらが合いやすいかを解説していきます。
モリストSPとVO>102の結論比較
まずは、ざっくり比較すると次のようになります。
| 比較項目 | モリストSP | VO>102 |
|---|---|---|
| 全体の特徴 | 表ソフトらしい速攻・変化 | 回転とスピードを両立した攻撃型 |
| ミート打ち | かなり打ちやすい | 打ちやすいが少し回転寄り |
| ナックル | 出しやすい | やや出にくい |
| 回転のかけやすさ | 表ソフトとしてはかけやすい | かなりかけやすい |
| 弾道 | 直線的になりやすい | やや弧線を作りやすい |
| ブロック | 変化を出しやすい | 安定させやすい |
| レシーブ | 慣れると変化を出せる | 安定感を出しやすい |
| ペン表との相性 | 非常に良い | 悪くないが少し回転型寄り |
| シェークバック表との相性 | 前陣型なら合う | かなり合いやすい |
| 向いている人 | 表ソフトらしさで勝ちたい人 | 安定感と回転も欲しい人 |
私の中での結論は、表ソフトらしい強みを出したいならモリストSP、失敗しにくさを重視するならVO>102です。
どちらも良いラバーですが、目指している卓球が少し違います。
上の比較表を見て、ざっくり選ぶなら次のようになります。
・表ソフトらしいミート打ち、ナックル、前陣速攻を重視する人
→ モリストSPがおすすめ
・回転のかけやすさ、安定感、裏ソフトからの移行しやすさを重視する人
→ VO>102がおすすめ
ペン表でもシェークバック表でも、モリストSPとVO>102はどちらも十分に候補になります。
ただし、表ソフトらしいミート打ち・ナックル・球質差を重視するならモリストSP。
回転のかけやすさ・安定感・裏ソフトからの移行しやすさを重視するならVO>102。
このように考えると選びやすいです。
モリストSPの特徴
モリストSPは、ニッタクのロングセラー表ソフトラバーです。
メーカー公式情報では、分類はテンション系表ソフト、厚さは中・厚・特厚・MAX、スポンジ硬度は30.0、ドイツ基準で40.0、粒配列は縦目とされています。スピード性能値は12.50、スピン性能値は7.50です。
モリストSPの大きな特徴は、表ソフトらしい直線的なスピードボールと、自然に出るナックル・止まるブロックのバランスです。ニッタク公式ページでも、直線弾道のスピードボール、自然な変化によるナックル、止まるブロックなどが特徴として紹介されています。
実際の使用感としても、モリストSPは「ただ速い表ソフト」というより、速いボール・少し回転のかかったボール・ナックル気味のボールが混ざるところに強みがあります。
相手からすると、同じように打っているように見えても、ボールの質が少しずつ変わります。
この「少し嫌らしい球質」が、モリストSPの強みです。
モリストSPが向いている人
モリストSPが向いているのは、次のような選手です。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| ペン表で前陣速攻をしたい人 | ミート打ちとナックルの相性が良い |
| フォア表でミート打ちを主軸にしたい人 | 直線的なボールを出しやすい |
| 表ソフトらしい変化を出したい人 | ナックルや球質差を作りやすい |
| ブロックからチャンスを作りたい人 | 止まるブロックや変化ブロックを使いやすい |
| 回転だけでなくミートで勝負したい人 | 表ソフト本来の攻撃力を出しやすい |
モリストSPは、特にペン表・前陣速攻・ミート打ち主体の選手と相性が良いです。
表ソフトを使うなら、やはりミート打ちやナックルで相手を詰まらせたい人も多いと思います。
そういう意味では、モリストSPはかなり「表ソフトらしいラバー」です。
ペン表やフォア表で、前陣から早い打点で叩きたい人は、まずモリストSPを候補にしてよいと思います。
特に「表ソフトらしい球質で勝ちたい」「ナックルやミート打ちで相手を詰まらせたい」という人には、VO>102よりもモリストSPの方が合いやすいです。
VO>102の特徴
VO>102は、VICTASのVOシリーズの中でも、スピンとスピードを重視した表ソフトラバーです。
VICTAS公式情報では、VO>102はハイエナジーテンション表ソフトで、スポンジ厚はMAX・2.0・1.8、スポンジ硬度は37.5±3、製造国はドイツとされています。公式ページでは、攻撃力を重視しつつ、ヨコ目の粒によって安定感も兼ね備えたラバーとして紹介されています。
また、VICTASのVOシリーズ紹介では、VO>102は大きめの粒にヨコ目を採用した、回転をかけやすい表ソフトラバーと説明されています。VOシリーズの中でもスピード性能値が高く、スピンとスピードを両立したラバーとして位置づけられています。
VO>102の特徴は、表ソフトでありながら、回転をかける技術がかなりやりやすいことです。
下回転に対して持ち上げる。
少しドライブ気味に入れる。
ブロックを安定させる。
バック表で無理なくラリーに入る。
このあたりがやりやすいです。
表ソフトらしいナックルの出しやすさではモリストSPの方が上だと感じますが、安定感と回転のかけやすさではVO>102の方が扱いやすいです。
VO>102が向いている人
VO>102が向いているのは、次のような選手です。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 裏ソフトから表ソフトに移行したい人 | 回転をかける感覚を残しやすい |
| シェークのバック表で使いたい人 | ブロック・ミート・軽いドライブがやりやすい |
| 安定感を重視したい人 | 弧線を作りやすくミスが出にくい |
| 表ソフトでも回転を使いたい人 | ツッツキ・ドライブ・サーブで回転を出しやすい |
| ナックルより攻撃の安定感を重視する人 | 自分から攻める展開に向いている |
VO>102は、表ソフトの中ではかなり「裏ソフト寄り」に使えるラバーです。
もちろん完全に裏ソフトの代わりになるわけではありませんが、表ソフトに変えた時の違和感は比較的小さいタイプだと思います。
そのため、初めて表ソフトを使う人や、シェークバック表で安定したい人には、かなり候補に入りやすいです。
シェークバック表で使いたい人や、裏ソフトから表ソフトへ移行したい人は、VO>102を第一候補にしてよいと思います。
表ソフトらしいナックルの強さではモリストSPに劣りますが、回転のかけやすさと安定感を重視するならVO>102の方が選びやすいです。
ミート打ちの比較
ミート打ちのやりやすさで見ると、私はモリストSPの方が表ソフトらしいミート打ちはしやすいと感じます。
モリストSPは、ボールを前に弾く感覚が強く、角度を合わせて打った時に直線的に飛ばしやすいです。
特に、浮いたボールを前陣でパチンと叩く技術では、モリストSPの良さが出やすいです。
一方で、VO>102もミート打ちは十分にやりやすいです。
ただ、VO>102はモリストSPよりも少し回転をかける方向に寄せやすいので、完全な角度打ちというより、少し回転を含んだ攻撃になりやすい印象です。
ナックル・変化の比較
ナックルや変化を出しやすいのは、モリストSPです。
モリストSPは、普通にミートした時やブロックした時に、相手が少し取りにくい球質になりやすいです。
もちろん、極端な変化系表ソフトほどナックルが出るわけではありません。
ただ、スピードと安定感を保ちながら、自然にナックル気味のボールが出るところが強みです。
一方で、VO>102は回転をかけやすい分、ナックルの出しやすさでは少し弱くなります。
VICTASのVOシリーズ紹介でも、VO>102は回転をかけやすい一方で、表ソフトの特徴であるナックルは出にくいという趣旨の説明があります。
回転のかけやすさの比較
回転のかけやすさでは、VO>102の方が上だと思います。
VO>102は、表ソフトの中ではかなり回転をかけやすいラバーです。
下回転に対して軽く持ち上げたり、バックで軽くドライブをかけたり、ツッツキで回転をかけたりする技術がやりやすいです。
表ソフトに変えた時にありがちな、
「下回転が持ち上がらない」
「ツッツキが切れない」
「サーブが出しにくい」
「裏ソフトの感覚と違いすぎる」
という不安は、VO>102の方が少なくなりやすいです。
一方で、モリストSPも表ソフトとしては回転がかけやすい部類です。
ただ、VO>102と比べると、回転で持ち上げるよりも、角度を合わせて前に打つ感覚の方が強いです。
ただし、回転をかけやすい表ソフトは、その分だけ「表ソフトらしいナックルの嫌らしさ」は少し弱くなります。
ここは好みが分かれるところです。
ブロックの比較
ブロックは、どちらもやりやすいです。
ただし、ブロックの質が違います。
モリストSPのブロックは、球質に変化を出しやすいブロックです。
相手のドライブを当てるだけで、少し止まったり、ナックル気味になったり、相手が打ちにくいボールになりやすいです。
前陣で相手の強打を止めて、次のボールを叩く展開に向いています。
一方で、VO>102のブロックは、安定して返しやすいブロックです。
粒がヨコ目で回転をかけやすい方向性なので、相手のボールに対して少し持つ感覚があり、弾きすぎずにコートへ収めやすいです。
変化ブロックや止めるブロックで相手を崩したいなら、モリストSP。
安定してブロックを返して、ラリーの中でチャンスを作りたいなら、VO>102です。
レシーブの比較
レシーブでは、最初に扱いやすいのはVO>102だと思います。
理由は、回転をかける技術がやりやすく、ツッツキや軽いフリックで安定させやすいからです。
特に、裏ソフトから表ソフトに移行した人は、VO>102の方が違和感が少ない可能性があります。
モリストSPは、慣れるとレシーブでかなり強みを出せます。
短く止める。
ナックル気味に返す。
少し変化をつけて返す。
浮いたボールをすぐ叩く。
こういった表ソフトらしいレシーブがしやすいです。
ただ、最初は角度の合わせ方や飛び方に慣れが必要です。
ペン表で使うならどっち?
ペン表で使うなら、私はモリストSPの方が本命だと思います。
ペン表は、前陣で早い打点を取り、ミート打ち・ブロック・ショート・スマッシュで相手に時間を与えない戦型です。
この戦型では、表ソフトらしい直線的なボールやナックルの出しやすさがかなり重要になります。
その点で、モリストSPはペン表の強みと相性が良いです。
特に、
- フォアのミート打ち
- 早い打点での強打
- ショートブロック
- ナックル気味の返球
- 前陣での連続攻撃
このあたりを重視するなら、モリストSPはかなり使いやすいです。
VO>102もペン表で使えないわけではありません。
ただ、VO>102はどちらかというと回転をかけやすい表ソフトなので、ペン表らしい「叩く」「止める」「ナックルを出す」という方向性では、モリストSPの方が合いやすいと思います。
ペン表の結論
ペン表なら、基本はモリストSP優先で良いと思います。
ただし、下回転を持ち上げる技術が苦手だったり、もう少し回転を使って安定させたい場合は、VO>102も選択肢に入ります。
シェークフォア表で使うならどっち?
ェークフォア表で使うなら、個人的にはモリストSPよりもVO>102の方が合いやすいと思います。
理由は、シェークのフォア表では、単純なミート打ちだけでなく、ある程度の回転、安定感、連続攻撃のしやすさも必要になるからです。
モリストSPは表ソフトらしいミート打ちやナックルを出しやすいラバーですが、シェークのフォア面で使う場合は、もう少し回転をかけて安定させたい場面も多くなります。
その点、VO>102は回転をかけやすく、下回転への対応や連続攻撃もしやすいため、シェークフォア表では扱いやすいと感じます。
もちろん、シェークフォア表でも表ソフトらしい球質差やナックルを重視するならモリストSPも候補になります。
ただ、最初に試すならVO>102の方が失敗しにくいと思います。
シェークバック表で使うならどっち?
シェークバック表で使うなら、私はVO>102の方が使いやすい人が多いと思います。
理由は、シェークのバック表では、フォア表やペン表ほど一発で叩くだけではなく、
- ブロック
- ミート
- 軽いドライブ
- レシーブ
- チキータ気味の技術
- ラリーの安定感
など、いろいろな技術が必要になるからです。
VO>102は、表ソフトでありながら回転をかけやすく、安定感も出しやすいので、バック表との相性が良いです。
特に、裏ソフトのバックから表ソフトへ変更する場合、いきなりナックル重視のラバーにすると、感覚の差が大きくて難しく感じることがあります。
その点、VO>102は比較的移行しやすいです。
一方で、バック表でも攻撃的に使いたい人や、相手のドライブをブロックで崩したい人なら、モリストSPも十分に候補になります。
シェークバック表の結論
シェークバック表で安定感を重視するなら、VO>102。
シェークバック表でも表ソフトらしいナックルや変化を重視するなら、モリストSP。
このように考えると選びやすいです。
初めて表ソフトを使うならどっち?
初めて表ソフトを使う人には、私は基本的にVO>102の方が失敗しにくいと思います。
理由は、回転をかける感覚が残りやすく、表ソフトに変えた時の違和感が小さいからです。
表ソフト初心者が最初につまずきやすいのは、
- 下回転が持ち上がらない
- 思ったより弾いてオーバーする
- ツッツキやレシーブが安定しない
- 裏ソフトのようにこすっても入らない
- 表ソフトらしい打ち方が分からない
このあたりです。
VO>102は、この中でも「下回転への対応」と「安定感」の面で助けてくれやすいです。
一方で、最初からペン表やフォア表で、ミート打ち主体のプレーをしたいなら、モリストSPから入るのもありです。
特に、表ソフトを使う目的が「裏ソフトと違う球質を出したい」「ナックルやミートで勝ちたい」という場合は、モリストSPの方が目的に合っています。
初心者の結論
表ソフトに慣れることを優先するなら、VO>102。
表ソフトらしいプレーを最初から覚えたいなら、モリストSP。
この考え方で選ぶと良いと思います。
厚さはどれを選ぶべき?
厚さ選びもかなり重要です。
モリストSPは、中・厚・特厚・MAXがあります。
VO>102は、1.8・2.0・MAXがあります。
個人的には、最初は次の選び方が無難だと思います。
| ラバー | 初めて使う場合 | 攻撃重視 | 安定重視 |
|---|---|---|---|
| モリストSP | 厚 | 特厚 | 中〜厚 |
| VO>102 | 2.0 | MAX | 1.8〜2.0 |
モリストSPは、特厚以上にするとかなり攻撃力が出ます。
ただし、表ソフト初心者がいきなり厚くしすぎると、飛びすぎて扱いにくく感じる可能性があります。
最初は「厚」くらいから始めるとバランスが良いと思います。
(それぞれのメーカーによって表記の仕方が違いますが、モリストSPなら「厚」、VO>102なら「2.0」から始めるとバランスが取りやすいと思います。)
VO>102は、2.0がかなりバランス良いです。
安定重視なら1.8、攻撃力重視ならMAXも候補になります。
ただ、初めて表ソフトにする人は、いきなりMAXにすると弾みすぎる可能性もあるので、まずは2.0が無難だと思います。
迷った場合は、最初から極端に厚くしすぎない方が失敗しにくいです。
モリストSPなら、初めて使う場合は「厚」から始めるとバランスが良いです。
VO>102なら、まずは「2.0」を選ぶと攻撃力と安定感のバランスを取りやすいです。攻撃力を重視する人は、慣れてから特厚やMAXに上げる方が安全だと思います。
ラケットとの相性
ラケットとの相性も大事です。
モリストSPは、弾みが強く、直線的に飛びやすいラバーなので、あまりにも弾むラケットに合わせるとオーバーミスが増える可能性があります。
特に、表ソフト初心者が硬くて弾むカーボンラケットに合わせると、コントロールが難しく感じることがあります。
最初は、木材合板や、弾みすぎないインナー系のラケットと合わせる方が扱いやすいと思います。
VO>102は、回転をかけやすく安定感もあるので、比較的いろいろなラケットに合わせやすいです。
ただし、こちらもMAXにして弾むラケットに貼ると、少し飛びすぎる可能性があります。
相性の考え方
| 目的 | 合わせやすいラバー | ラケットの方向性 |
|---|---|---|
| ミート打ち重視 | モリストSP | 木材、弾みすぎない攻撃用 |
| ナックル重視 | モリストSP | 球離れの良いラケット |
| 安定感重視 | VO>102 | 木材、インナー系 |
| バック表で使う | VO>102 | コントロールしやすいラケット |
| 攻撃力重視 | どちらも可 | 弾みとのバランスに注意 |
ラバー単体で考えるより、ラケットとの組み合わせで難易度はかなり変わります。
特に表ソフトは、少しの弾みや硬さの違いで使いやすさが変わりやすいです。
モリストSPからVO>102に変えるとどうなる?
モリストSPからVO>102に変えると、次のような変化を感じやすいと思います。
| 変化 | 内容 |
|---|---|
| 回転 | かけやすくなる |
| 安定感 | 上がりやすい |
| ナックル | 出にくくなる |
| ミート打ち | 少し回転寄りになる |
| レシーブ | 安定しやすくなる |
| 表ソフトらしさ | 少し弱くなる |
モリストSPで「少し飛びすぎる」「レシーブが不安定」「下回転を持ち上げにくい」と感じているなら、VO>102に変える価値はあります。
ただし、モリストSPのナックルや球質の嫌らしさが気に入っている人は、VO>102にすると少し物足りなく感じるかもしれません。
VO>102からモリストSPに変えるとどうなる?
VO>102からモリストSPに変えると、次のような変化を感じやすいと思います。
| 変化 | 内容 |
|---|---|
| ミート打ち | 表ソフトらしく打ちやすくなる |
| ナックル | 出しやすくなる |
| 球質 | 嫌らしさが出やすくなる |
| 回転 | かけにくく感じる可能性がある |
| 安定感 | 少し落ちる可能性がある |
| 前陣速攻 | やりやすくなる |
VO>102で「安定はするけど、相手があまり嫌がらない」「もっと表ソフトらしい球が欲しい」と感じているなら、モリストSPに変える価値があります。
特に、ペン表でミート打ちの決定力を上げたいなら、モリストSPの方がしっくりくる可能性があります。
よくある質問
モリストSPとVO>102はどっちが初心者向け?
表ソフト初心者には、基本的にはVO>102の方が扱いやすいと思います。
回転をかけやすく、安定感も出しやすいので、裏ソフトからの移行でも違和感が少ないです。
ただし、ペン表でミート打ちを覚えたい人や、最初から表ソフトらしいプレーをしたい人は、モリストSPから始めても良いと思います。
まずは厚みは厚がオススメです。
ナックルが出るのはどっち?
ナックルが出しやすいのはモリストSPです。
VO>102は回転をかけやすい分、ナックルの出しやすさではモリストSPにやや劣ります。
ナックルや変化で相手を崩したいなら、モリストSPの方が向いています。
回転がかかるのはどっち?
回転がかかりやすいのはVO>102です。
表ソフトでありながら、ツッツキ・軽いドライブ・下回転打ちがやりやすいです。
裏ソフトから表ソフトに移行する人にも使いやすいと思います。
ペン表にはどっちが合う?
ペン表には、基本的にはモリストSPの方が合いやすいと思います。
特に、フォアのミート打ち、ショートブロック、ナックル気味の返球で相手を崩したい人には相性が良いです。
そのため、表ソフトらしい球質を出しやすいモリストSPと相性が良いです。
ペン表で使うなら、まずはモリストSPを基準に考えてよいと思います。
シェークバック表にはどっちが合う?
シェークバック表には、VO>102の方が合いやすい人が多いと思います。
バック表では、ブロック・ミート・レシーブ・軽いドライブなど、いろいろな技術が必要になります。
VO>102は安定感と回転のかけやすさがあるので、バック表のラバーとして使いやすいです。
ただし、バック表でもナックルや変化を重視するならモリストSPも候補になります。
どちらも良いラバーなので、迷ったら試して選ぶのが一番確実
ここまでモリストSPとVO>102を比較してきましたが、前提として、どちらもかなり良い表ソフトラバーです。
そのため、モリストSPを選んだから失敗、VO>102を選んだから失敗、という話ではありません。
ラバーの性質は確かに違います。
モリストSPは、表ソフトらしいミート打ち、ナックル、球質差を出しやすいラバーです。
VO>102は、回転のかけやすさ、安定感、攻撃のしやすさが魅力のラバーです。
ただし、卓球ラバーは最終的に、実際に自分で使ってみないと分からない部分がかなりあります。
同じラバーでも、ラケット、厚さ、打ち方、スイングスピード、戦型によって感じ方が変わります。
特に表ソフトは、裏ソフト以上に「自分の打ち方との相性」が出やすいです。
そのため、モリストSPとVO>102で迷っているなら、情報だけで完璧に決めようとするよりも、まず1枚試してみるのが一番確実です。
個人的には、次のように考えると選びやすいと思います。
| 使い方 | 最初に試すなら |
|---|---|
| ペン表で表ソフトらしいミート打ちをしたい | モリストSP |
| ペン表で回転や安定感も欲しい | VO>102 |
| シェークバック表で変化や球質差を出したい | モリストSP |
| シェークバック表で安定感を重視したい | VO>102 |
| シェークフォア表で使いたい | VO>102 |
| とにかく表ソフトらしさを感じたい | モリストSP |
| 裏ソフトから移行して使いやすさを重視したい | VO>102 |
私の結論としては、ペン表やバック表ではモリストSPもVO>102も十分に候補になります。
どちらも使えるので、最終的には本人が試して、自分の感覚に合う方を選ぶのが一番です。
一方で、シェークのフォア表で使うなら、モリストSPよりもVO>102の方が合いやすいと思います。
シェークのフォア表では、単純なミート打ちだけでなく、ある程度の回転、安定感、連続攻撃のしやすさも重要になります。
その点で、回転をかけやすく、安定して攻撃しやすいVO>102の方が使いやすいと感じます。
迷った場合は、まず自分の戦型に近い方を1枚試してみてください。
モリストSPを使ってみて「もう少し回転や安定感が欲しい」と感じたら、次にVO>102を試す。
VO>102を使ってみて「もう少しナックルや表ソフトらしい球質差が欲しい」と感じたら、次にモリストSPを試す。
考えすぎるよりも、自分で買って試しに使ってみることが最もおすすめです。
このように考えると、ラバー選びで迷いすぎる必要はありません。
まとめ:どちらも良いラバー。迷ったらまず1枚試してみるのがおすすめ
モリストSPとVO>102は、どちらも完成度の高い表ソフトラバーです。
そのため、どちらか一方だけが正解というより、自分が表ソフトに何を求めるかで選ぶのが大切です。
また、表ソフト選びは個人の感覚によるところが大きいので、ネットの情報だけで完璧に決めようとするよりも、まず試しに使ってみて、自分の感覚に合うかを確かめるのが一番確実です。
モリストSPは、ミート打ち、ナックル、球質差、表ソフトらしい前陣速攻を重視する人に向いています。
VO>102は、回転のかけやすさ、安定感、攻撃のしやすさを重視する人に向いています。
モリストSPの表ソフトらしさを取るか、VO>102の安定感と回転性能を取るか、という選び方になります。
一方で、シェークのフォア表で使うなら、個人的にはVO>102の方が合いやすいと思います。
フォア表では、ミート打ちだけでなく、回転をかけた攻撃や連続攻撃の安定感も重要になるため、VO>102の良さが出やすいです。
最終的には、どちらも良いラバーなので、悩み続けるよりも実際に1枚試してみるのが一番早いです。
表ソフトらしいミート打ちやナックルを試したいなら、まずはモリストSP。
回転のかけやすさや安定感を重視したいなら、まずはVO>102。
この記事がラバー選びの参考になれば幸いです。
※この記事は、筆者の個人的な感想・経験に基づく部分があります。ラバーの感じ方は、ラケット、厚さ、打法、戦型、レベルによって変わります。最終的には、自分のプレースタイルに合うかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。
